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2011年12月31日 (土)

2011年大晦日、自宅にて

2011年があと少しで終わります。

今年はほとんど活動できず、申し訳ありませんでした。

個人的にはいろんなことが重なりました。毎週のように催される小学校最終学年になった息子の試合、初めての私仕切りによる夏合宿、そしてさあこれから選手権だという9月の左足首の前距腓靱帯・三角靱帯・踵腓靱帯を一度に激しく損傷する重傷。

110919_222922医師からは、このままだと一生正座ができなくなると言われ、今だに週2でリハビリに通っています。

地域の友人たちとボールを蹴るのが唯一の楽しみでしたが、これもしばらく無理そうです。

3ヶ月経っても治ってきてるなという実感があまりないんです。

しかし、この大けがは、私に家族と真正面から向き合う時間を作ってくれました。

思えば、息子が小学校に上がってからというもの、サッカーに関する時間を多く取ってしまい、気がつけば上の娘は来年高校受験という年頃になっていました。

けがで週末家にいることが多くなった私はお姉ちゃんともちょくちょく話すようになり、進路について意見交換したりすることができました。

また、家内とも毎週末二人で天然酵母のパン屋さんで語り合い、結果、今のところから引っ越したいねということになり、思い切って家を建てる決断をいたしました。家を建てることになって銀行を回ってるうちに金利についても勉強でき、工務店探しでは木材と断熱についてちょっぴり詳しくなりました。

ただ、この間もTEAM kumazemiは転職したコータローと若手ホープののっぽろ、そして文字通り沼津育ちのぬまちちぶたちが未来について語り合い、新たに「こばやしさん」という仲間を得て、みんながあっと驚くkumazemi mobileに代わるオリジナルモバイルシステムを開発し、すでにプロトタイプの完成をみています。

来年は引っ越しがありますが、このブログも思い切ってリニューアルし、第2ステージへ入っていこうと思っていますので、見捨てることなく、どうぞ応援よろしくお願いいたします。ペコリ。

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2011年5月 4日 (水)

帝京vs國學院久我山

関東大会東京予選準決勝です。快晴の駒沢第二には大勢のファンが詰めかけました。

序盤は、中盤を厚くした攻撃的布陣の帝京が速い出足でペースを掴み、久我山がやや受けに回る展開で進みます。久我山は、最終ラインでパスを回して、中盤の経由地を模索しますが、前述のとおり中盤を厚くしてプレスをかける帝京にことごとくコースを消され、苦しい展開となります。前半12分には、その久我山最終ラインの横パスを帝京9番の選手がカット、そのままシュートに持ち込まれる「らしくない」シーンもありました。

運動量と出足で上回る帝京は、7番の選手とスピードが武器の11番の選手が攻撃を織りなし、ときおりキャプテン6番の選手の強烈なミドルが絡みます。

そして前半26分でした。ニアを狙った左CKのこぼれ球を再度拾って折り返したところをヘッドで押し込み、帝京が先制します。この3分後には、ペナルティエリア左すぐ外で得たFKのチャンスに、帝京はまたも頭で押し込み、帝京は20分過ぎてセットプレーからあっという間に2点をもぎ取ります。

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攻撃に緩急がつけられない久我山は、自陣マイボールでもFWもなかなか顔を出せず、流れを変えるプレーも息をひそめ、やや帝京の一方的な感じになってきます。

そして、前半終了間際の40分、帝京は粘った7番の選手が、敵陣中央でのワンツーから、そのままシュート決め、ちょっと早いですがダメ押しともとれる3点目を決め、帝京3点リードで前半を折り返します。久々の現場取材をこのゲームに狙いを絞っていた私は、予想外の展開に少し拍子抜けしていました。

しかし、後半はうって変わった真逆の展開になります。最終ラインに4人を配列した帝京に対し、中盤での優位性を取り返した久我山は、序盤二本のFKのチャンスの後の後半11分、速い縦パスに鋭く反応して抜け出した11番の選手がそのままシュートを決め、1点返します。決め方も決めた時間も、流れを掴むには申し分ないものでした。。

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しかし、2点リードする帝京も、7番の選手を絡め、やや前掛かりの久我山にカウンターを仕掛けます。後半20分の11番の選手のインターセプトからの速攻は、最後惜しくも7番の選手が右のアウトに引っかけてしまいゴールにはならなかったのですが、さすがと思わせる攻撃でした。

後半に入って運動量も増え、スピードに変化をつけた攻撃を仕掛ける久我山は、この20分過ぎからの膠着状態でも帝京に流れを渡さず、後半34分、左サイドのショートパス交換から中央へ仕掛けたところでPKを獲得、これを決めて3対2と1点差に詰め寄ります。この時点で残り時間は6~7分、俄然ゲームは白熱してきます。

時計が刻々と進み、手元の時計で40分になったとき、帝京陣内バイタルエリア付近で高速ワンツーから久我山10番の選手が抜け出し、起死回生の同点弾を決め、ついに久我山が追いつきます。後半から3点差を追いかけ、もうゲームは終わるというところで、「これぞ久我山」というプレーが出ました。これは圧巻でした。

ゲームは延長に入りますが、延長では双方決め手を欠き、勝負の行方はPK戦となりましたが、先行の帝京が4対2で振り切り、決勝進出を決めました。

帝京は前半と後半で、何かいろいろ試してるような感もありましたが、それでも3対0から追いついた久我山の粘りはすばらしかったです。

春における東京の頂上決戦は、帝京対関東第一というカードになりました。

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2011年4月24日 (日)

帝京vs都東久留米総合

駒沢補助競技場での第1試合は帝京と都東久留米総合の対戦です。太陽が眩しいグラウンドに選手たちが登場すると、両校応援団から大きな拍手が贈られました。帝京のカナリアカラーに東久留米のスカイブルー、いつ見ても鮮やかなコントラストです。

前半5分、帝京がファーストチャンスをゴールに結びつけます。左からのコーナーキックをニアサイドで合わせると、ボールはゴール右隅へと吸い込まれました。

いきなり1点を追う展開となってしまった東久留米でしたが、中盤でボールを支配しじわじわと帝京ゴールへと攻めこんでいきます。7分に8番の選手がミドルシュートを試みると、10分には左サイドで10番、14番の選手の細かいパス交換で突破を図りました。この時間帯は左サイドからの攻撃が非常に目立ちましたが、その中心となっていたのが19番の選手。16、23分とペナルティエリア付近で相手ファールを誘いFKのチャンスを作り、また30分には右サイドから流れてきたボールをシュートするなど、前線でチームを盛り上げていきました。

31分、帝京は左サイドでのセットプレーからGKと競り合い、こぼれ球をシュート。一度はDFがブロックしますが、さらに押しこんで2点目を奪います。受身の時間が続いた帝京が少ないチャンスをしっかりとモノにしてリードを広げました。この後36分には東久留米が中盤右からのミドルシュート、39分には帝京がスルーパスからシュートをそれぞれ放ちますが、どちらもGKの好守に阻まれます。帝京2点リードでハーフタイムを迎えました。

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後半立ち上がりの4分、東久留米は右サイドからボールを回して5番の選手がミドルシュート、これは帝京GKが防ぎます。このプレーに「前半と同じような展開になるかな」と感じましたが、その予想は外れることになりました。帝京が中盤でボールを奪うシーンが多くなり、東久留米攻撃陣はゴールに近づけないようになります。中盤での攻防が繰り返される時間が続きました。

東久留米は20分、何番の選手か見えなかったのですが、左サイドDFライン裏へと出たボールに反応して抜けだすと、走りこんできた帝京GKと交錯します。この接触プレーで負傷してしまったようで、交代となってしまいますが、膠着状態を打破する素晴らしいプレーでした。24分には東久留米8番の選手がカウンターからドリブルで一直線にゴールへと向かいます。これは帝京10番の選手が体を上手く寄せてボールを奪いました。

後半28分に今度は帝京が見せ場を作ります。中央の7番の選手が左サイドからのボールを見事な胸トラップで捌き、そのままDFをかわしてシュート。観客席から歓声が上がります。そして31分、6番の選手が左サイドからペナルティエリア内へ切りこみ、右サイドへとボールが流れると、14番の選手が見事なシュートでゴールネットを揺らしました。

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試合はこのままスコア動かず、帝京が3-0で準決勝進出となりました。毎年感じることですが、ボールを持った相手を2、3人で囲みに行く迫力はさすがの一言に尽きます。準決勝の相手は國學院久我山。壮絶な中盤でのせめぎ合いになりそうです。

都東久留米総合はこの試合こそ無得点に終わったものの、前線のタレントの豊富さにはいつもながら驚かされます。狭いエリアでも確実にボールをつないでくるテクニックを持った選手たちが披露する、魅力的なサッカーを今年も楽しみたいと思います。

取材:コータロー

2011年4月17日 (日)

都駒場vs都野津田

ようやく春らしくなってきた東京。今年も高校サッカーシーズンが本格的に始まりました。TEAM kumazemiも遅ればせながら2回戦から今年度の取材スタートです。多くの観客が集まった駒沢第2球技場で、昨年度選手権出場の都駒場に都野津田が挑みました。

立ち上がりから両チームともゴールに迫ります。都駒場は6分に6番の選手が右サイドから中へ切り込んでDF2人をかわしてのシュート。都野津田は7分に10番、7番の選手がワンツーで左サイドを突破、また9分には7番の選手からのボールに20番の選手がペナルティエリア内へ走りこみますが、上手くコントロールできずシュートは打てません。12分、都駒場は左サイドのドリブル突破から、ゴールポスト近くまで深く入り込んでシュート。一度はGKがセーブしますが、こぼれ球を6番の選手が押しこんで先制点を奪います。

都野津田はDFラインからしっかりとパスをつないでの攻撃で同点弾を狙いにいきます。ボランチ10番の選手が中心となり、7番、20番の選手がよく顔を出して都駒場の中盤でのプレッシャーをかいくぐります。また、ハーフウェーライン付近からDFライン裏へ対角線方向に出るパスが効果的で、都駒場守備陣を慌てさせる場面も何度か見られました。20分には中盤から鋭く出たスルーパスに7番の選手が抜け出しGKと1対1に。しかし都駒場GKが落ち着いたセービングで得点を許しません。

25分、都駒場に追加点が生まれます。再び左サイドを突破すると、ゴール正面まで持ち込んでシュート。ボールはクリアしようとしたDFに当たってゴール内へと転がって行きました。1点目の場面もそうでしたが、ボールがサイドに渡ってからのスピード感は非常に迫力あるものでした。前半は都駒場のこの2点のリードで終わります。

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後半始まってすぐの3分、都駒場11番の選手が約25mの見事なシュートをゴール左隅へと突き刺します。都野津田は直後に2度のチャンスを迎え、また10分には7番の選手がDFライン裏へと抜け出すもオフサイドと、ゴールへと向かいますが得点差を詰めるまでには至りません。すると14分には再び都駒場11番の選手が得点、続けて15分にはコーナーキックからのこぼれ球を5番の選手がゴール正面から決めます。さらに18分にはカウンターから11番の選手がハットトリックとなるゴールでスコアを6-0としました。大活躍の11番の選手は、キレのあるフェイントから抜群のスピードであっという間に相手を置き去りにするプレーで大いに会場を沸かせました。

差を広げられてしまった都野津田ですが、自分たちのサッカーで1点でも取り返そうという姿勢が伝わってきます。ゴール前まではパスが繋がっていくのですが、最終ラインでの都駒場のタイトなディフェンスに阻まれ、なかなかフィニッシュまで持ち込めません。それでも37分には10番の選手が右サイドから仕掛けて中へパス、1人スルーして7番の選手がシュートと良い形を見せると、38分には1点を返すことに成功します。試合終了間際には都駒場が得点し、試合は合計7-1で都駒場が勝利しました。

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都駒場はチャンスをしっかり決めて試合を優位に進めていました。昨年度に続く選手権出場は当然狙っているでしょうから、ここから秋に向けての伸びを見ていきたいですね。得点差が大きくついての敗戦となってしまった都野津田でしたが、会場から「おおっ!」と歓声が上がるプレーが何度もありました。こちらもここからの成長が楽しみなチームです。

グラウンドで一生懸命プレーする選手の皆様、応援するチーム関係者、保護者、東京高校サッカーファンの皆様を、今年もTEAM kumazemiでささやかながらでも盛り上げていきたい。改めてそう感じさせてもらいました。ありがとうございます。

取材:コータロー

2011年4月 1日 (金)

がんばろう、日本

ご無沙汰しております。

今回の大震災で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を祈っております。

このような折、私の友人が復興への願いをこめたロゴをデザインしてくれました。

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私は、この数ヶ月、修士論文と格闘し、会社では様々な対応に追われ、自身が病みそうになりましたが、無事修士課程を修了いたしましたので、再びくまぜみさんに戻って現場に向かいたいと思います。

とにかく、できることは今すぐやりたいと思っております。

We are not all alone!!

2011年1月 1日 (土)

あけましておめでとうございます。

第89回全国高校サッカー選手権大会が開幕しました。

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我らの東京代表二校ですが、駒大高は開幕戦で大津を振り切り、都駒場は残念ながら滝川二に破れました。両校ともいきなり強豪中の強豪と当たりましたが、持ち味が出たいいゲームだったと思います。特に都駒場のあのロングシュートで決めたゴールは見事でした。

私は2009年から2年間、自ら掲げたテーマに向かい、研究に取り組んでまいりました。大学院生活も、順調にいけば今年の2月で終わります。今はその追い込みでヘロヘロですが、最後は気力と体力の勝負ですので、気合入れて立ち向かおうと思っています。

この2年間、TEAM kumazemiのみんなには本当に助けてもらいました。彼らがいなければ、このブログは終わっていたかもしれません。本当に感謝です。

大学院から開放された私は、再び2007年、2008年当時のように、主筆kumazemiとして現場取材にはせ参じます。無手勝流高校サッカー番付もfavorite playersも冬の終わりから完全復活させ、もっと面白いサブコンテンツも企画したいとも思っています。

今年は長女が中3で受験期に入り、プチゲリラ(息子)は小学校6年になります。こうして子どもたちも忙しくなりますが、なぜか女房までが小田急線沿線の世田谷区内でボディケア(整体)やアロマ、フェイシャル何とか、リフレクソロジーなどをやるサロンをプレ開業するんだそうですので、これもびっくりです。

ま、家族というのはバラバラに見えて実は太い絆で結ばれている、っていう方がカッコイイので、これはこれでよしとしましょう。

夫、父、企業人、大学院生、くまゲリラと5足の草鞋は正直きつかったです。でも、これを乗り越えられたなら、またブログの文章も一味違ってくるかもしれません。どうぞ、ご期待ください!

高校サッカーバンザイ!

2010年12月31日 (金)

駒澤大学高vs大津

快晴の国立競技場での開幕戦となったのは激戦の東京都Aブロックを制した駒大高と、熊本の名門大津高校の顔合わせとなりました。この日は非常に気温が低く、観戦には防寒対策無くしてはいられないほどでしたが、両校イレブンの気迫のこもる戦いは寒さを吹き飛ばすものでした。

立ち上がりは駒大高が仕掛けます。前半1分過ぎには、駒大9番高平選手がミドルを放ちます。ボールは枠をp捉えますが、ここは大津GKがきっちり捕球しました。対する大津は前半3分、左サイドから9番米良選手へパスを供給しますが、駒大高DFも必死に体を寄せこの場面を凌ぎます。

そして前半7分でした。都大会でも再三見せていた駒大高8番の黒木選手からのロングスローを、11番須貝選手がシュート、こぼれたボールが右に詰めていた駒大高9番高平選手の前へ絶好の形で流れ、これを落ち着いて蹴り込み、駒大高が今大会初ゴールとなる先制点を決めました。

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続く前半10分には、駒大高は左サイドからの大きなクロスに10番山本選手が合わせますが、これは大津GK落ち着いてクリアします。この時間、大津は序盤にいせていたエース9番米良選手にロングボールを集める攻撃パターンから、サイド攻撃のパターンに切り替え、駒大高最終ラインの手前に出来たスペースを狙って攻め立てます。

前半17分、右サイドからのパスを大津10番若杉選手が受けると、ディフェンス二人をかわし、素早い反転から左足でシュート、これが駒大ゴールに決まって大津が同点に追いつきます。この場面も若干空いた最終ラインの手前のスペースに走り込んできた若杉選手に高い技術を駆使されの失点でした。

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これで試合は振り出しとなります。その後も前半21分、大津8番車屋選手のミドルシュートを駒大高GK岸谷選手がパンチングでクリアする場面や、前半35分には駒大高左サイドからのグラウンダーのクロスに10番山本選手がスライディングシュートを合わせる場面など双方攻撃を仕掛ける場面がありましたが、前半は1対1のまま折り返します。

後半開始直後の4分、大津はペナルティエリア付近でのFKを得ますが、駒大高GK岸谷選手も高い集中力でこれを決めさせません。逆に駒大高は後半13分、8番黒木選手が左に大きくサイドチェンジを織り交ぜ攻撃、これは決まりませんでしたが、大きくサイドを使って揺さぶる攻撃が出てきます。

そして後半27分でした。駒大高は距離のあるFKを大きくゴール前に入れると、これを大津DFはヘッドでクリアしかしこのボールに駒大高8番黒木選手が右サイドで奪取、すぐさまゴール前にロビングを供給、これに駒大高11番須貝選手がダイビングヘッドで合わせ、駒大高が勝ち越します。

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この綺麗なゴールに私は言葉を失い、抱き合う選手たちの姿がとても美しく映りました。追う展開となった大津は、後半33分、FKからのこぼれ球を5番植田選手が必死に詰めますが、駒大高DFにクリアされゴールになりません。続く後半34分、大津は若杉選手と宮本選手を下げ、17番と20番の選手を投入して転機を図ります。しかし、時間は刻一刻と過ぎ、このままアディショナルタイム3分を終えようとする時でした。

大津がロングボールをヘッドでつないで一気に駒大高ペナルティエリア内に進入したところ、必死に後ろから止めに行った駒大高はファウルを犯してしまい、何とこの時間帯に大津にPKのチャンスを与えてしまいます。歓喜する大津とうなだれる駒大高。鮮やかなコントラストを描く緑のピッチ上にはキッカーのキャプテン4番藤本選手が登場します。静まり返る中、藤本選手が蹴った左コースには、駒大高GK岸谷選手が見事な読みで反応し、これをセーブ。するとここでゲーム終了のホイッスルが鳴り響き、駒大高が初出場にして国立競技場での開幕戦に勝利しました。

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都大会決勝の帝京との試合と同様、我慢を強いられる厳しい試合を勝ち抜いた駒大高の次戦は星陵です。強豪ですが、これまでの練習を思い出してください。それに皆さんには運があります。トーナメント戦は、運のあるチームがその流れをキープしたまま大仕事をすることが多々あります。が大事です。

それにしても敗れたとは言え、大津の選手の皆さんの高い技術力には驚きました。九州の実力を実感しました。昨年のルーテル学院に続き、熊本県勢との開幕戦は記憶に残る開幕戦となりました。

取材:ぬまちちぶ

2010年11月13日 (土)

都駒場vs國學院久我山

Bブロック決勝戦の舞台まで勝ち上がってきたのは都駒場と國學院久我山。両校応援団の大きな声援をバックに試合が始まりました。

最初に相手ゴールに迫ったのは都駒場でした。前半6分、左サイドからのパスを受けた10番の選手がGKとの1対1を制してシュートを決めますが、オフサイドがあり得点にはなりません。國學院久我山もすかさず反撃に出ます。8分に右サイド11番の選手からのクロスボールにフリー10番の選手が合わせようとしますが、わずかに届きません。9分には7番、11番の選手のコンビネーションで右サイドを突破すると、7番の選手がシュート。これはDFが弾きコーナーキックとなりますが、そのこぼれ球から10番の選手のシュートが決まります。しかしこのプレーも直前にオフサイドがありました。両校とも得点にこそならなかったものの、ゴールまでの形はきっちりと作ってきます。

前半13分、中盤左サイドの都駒場の選手がペナルティエリア内へ鋭いパスを出します。10番の選手が態勢を崩しながらもボールを触り後ろへと軽く戻すと、それを9番の選手がダイレクトでシュート。これが見事にゴールネットに突き刺さります。あっという間の、流れるようなボールの軌跡に会場は大きな歓声に包まれました。

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都駒場はこれまでの試合でも堅固な守備を披露してきましたが、この日も中盤でボールを持った選手に対して複数人で激しく奪いに行きます。それに対して國學院久我山の選手は、持ち前のテクニックで包囲網をかいくぐりパスをつなげます。ボールを支配しチャンスを窺う國學院久我山と、しっかりとした守備でゴール前に近づけさせない都駒場という構図が続きました。

前半35分、自陣からのボールを國學院久我山11番の選手が受け左サイドへと出します。そこから10番の選手がシュートしますがGKが弾きます。さらに11番の選手が押し込もうと詰め寄りますが、これもGKがキャッチしました。前半は都駒場の1点リードで終わります。

後半に入っても、追う國學院久我山が攻める形は続きます。前線で活発に動き回る10番、11番の選手へどんどんボールを入れていきます。都駒場はほぼ全員が自陣に戻り守備に力を傾けますが、ボールを奪ってからは素早く両サイドへ長いパスを通し、積極的にシュートを狙っていきました。20分には、右サイドから中へ切れ込んだ11番の選手が強烈なシュートを放ちますが、GKがファインセーブで阻みます。

この時間帯から國學院久我山がより一層厚みのある攻撃を仕掛け始めます。24分、右サイドのフリーキックから4番の選手がヘディングしますが、これはGKがキャッチ。31分には右サイド突破から9番の選手がミドルシュート、ゴール右へと外れてしまいます。さらに32分、ハーフウェーライン付近での素早いリスタートから、10番の選手がGKと対峙します。ループシュートでゴールを狙いますが、GKの素早い飛び出しもあり、ボールはクロスバーの上を越えていきました。

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スコアボードが動かないまま時間は経過していきます。36分、國學院久我山9番の選手がスルーパスに抜け出しますがオフサイドの判定。直後にはコーナーキックからヘディングシュートがありました。ゴール前へのパスに対して何人もの選手が飛び込んでいく迫力満点の攻撃を続ける國學院久我山でしたが、この日の都駒場は最後まで落ち着いた守備で失点を許しません。1点を守りきった都駒場が全国への切符を獲得しました。

両チームのスタイルがよく出ていた試合でした。西が丘を沸かせてくれた選手たちに大きな拍手を贈りたいと思います。都駒場の全国初戦は古豪滝川第二との対戦となりました。会場はここ西が丘です。


取材:TEAM kumazemi

2010年11月11日 (木)

都駒場vs都東久留米総合

Bブロック準決勝2試合目は都立校同士の対戦となりました。西が丘には青空が広がり始めます。

キックオフから直接ゴールを狙ってきた都東久留米総合は、2分にもクロスボールから7番の選手がシュートを試みます。対する都駒場は3、4分とミドルシュートで先制点を狙います。両チームとも最終ラインから前線までの距離を縮め、厚みのある中盤でボールを回しながら自分たちの形を作ろうとしていきました。

そんな前半の主導権を握ったのは都東久留米総合でした。19分、21分と左サイドからのクロスボールで惜しい場面を作ると、30分には右サイドから10番の選手のフリーキックに14番の選手が合わせます。さらに32分、先程シュートを撃った14番の選手が右サイドをドリブルで持ち上がってセンタリング。9番の選手が飛び込みますが、これはGKがキャッチしました。相手の勢いにやや押され気味の都駒場でしたが、25分にはオーバーラップした2番の選手が絡むチャンスを作るなど、防戦一方というわけではありません。このまま0-0でハーフタイムとなります。

後半は都駒場11番の選手のシュートで幕を開けました。そこからやや落ち着いた展開が続きましたが、10分を過ぎてお互いにビッグチャンスが巡ってきます。まずは11分、都東久留米総合14番の選手がロングボールに走りこみ、飛び出してきたGKを交わしてゴールライン際角度の無い位置からシュートします。これはDFがカット、戻ってきたGKがしっかりとボールを掴みました。直後の12分には今度は都駒場4番の選手のクロスにファーサイド11番の選手がヘディング。ボールはポストに直撃します。手に汗握る攻防に、両陣営の応援も一層盛り上がっていきました。

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後半も20分頃に差し掛かると、都東久留米総合がボールを持つ時間が徐々に増えていきます。前線で存在感を示す7番の選手がボールに触る回数が増えてきたように感じました。都駒場は固く守った状態から縦に素早いボールを入れてチャンスを窺います。両者あと一歩のところまでは行くのですが最後の決定打が出ず、決着は延長戦へと持ち越されました。

延長前半、最初にゴールに迫ったのは都東久留米総合でした。4分、ゴール正面やや左、およそ30mの位置でフリーキックを獲得。10番の選手のシュートはわずかにクロスバー上へと外れました。

ゴールが生まれたのは延長前半も終盤の9分のことでした。都駒場の、延長戦から交代で入った18番の選手だったでしょうか、シュートしたボールがDFに当たったのか浮き上がり、ループシュートとなってゴールへと吸い込まれていきました。そして10分には、8番の選手が約35mものミドルシュートを豪快に決めて、あっという間に都駒場が2点のリードを奪います。

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もう後の無い都東久留米総合は、延長後半に怒涛の猛攻を仕掛けました。バックスタンドの応援団だけでなく、ゴール裏で応援していた地元の少年団と思われる子供たちもありったけの声を出して選手を後押しします。そして5分に、ペナルティエリア右でパスを受けた6番の選手が落ち着いてゴールを決めて1点差に詰め寄ります。

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9分、左コーナーキックが右サイドに流れると、もう一度中へと折り返します。GKをすりぬけて無人のゴールを横切っていくボールを、何とか押し込もうと懸命に足を伸ばしますが、わずかに届きません。これが最後のチャンスとなり、試合は2-1で都駒場が勝利しました。

前後半80分間も激しいものでしたが、延長戦に入ってからの異様とも言える熱気は凄まじいもので、私たちも試合終了後に脱力してしまうほどでした。西が丘の歴史に、そして観ていた人びとの記憶に残る素晴らしい試合だったと思います。両校の選手、関係者の皆様、ありがとうございました。

取材:コータロー 速報:のっぽろ

2010年11月10日 (水)

駒澤大学高vs成立学園

Aブロック準決勝2試合目です。満員のバックスタンドから割れんばかりの大歓声が送られる中、キックオフを迎えました。

この試合、立ち上がりから非常に激しい両者のぶつかり合いとなりました。前半1分に成立学園9番の選手がファーストシュート。続く2分には10番の選手のクロスから8番の選手がゴールを狙いますが、これは左ポストに直撃します。駒澤大学高は6分、11番の選手がゴール右から思い切りの良いシュートを放つと、8分には甘いクリアボールを奪った10番の選手がゴール前に飛び込みます、さらに12分に再び11番の選手が、15分に8番の選手のロングスローから9番の選手がチャンスを作りました。

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押し気味に試合を進める駒澤大学高では、ツートップ10番、11番の選手の前を向く意識の強さが非常に目立って見えました。また、フリーキックにロングスローとセットプレーを一手に引き受ける8番の選手の存在感も光ります。成立学園はまだリズムを掴みきれていないようでしたが、積極的にシュートする10番の選手、細かいボール捌きでDFを翻弄する9番の選手を中心に、攻撃を組み立てていきます。

28分に成立学園に、31分に駒澤大学高にそれぞれコーナーキックのチャンスがあると、そこからのラスト10分は駒澤大学高が激しく攻め立てる時間となりました。33分、右サイドからパスを受けた9番の選手がシュート、これは味方に当たってしまいます。37分には左コーナーキックをニアサイドで7番の選手が触り、11番の選手がシュートしますが、惜しくも左に外れました。39分、40分にもミドルシュートを放った駒澤大学高のペースで前半は終わります。

後半立ち上がりも駒澤大学高が3、4、5分と立て続けにゴールに迫ります。成立学園も6分、10番の選手が左サイドをドリブル突破してシュートする良い形を作りました。8分、駒澤大学高は右からのセンタリングに9番の選手がシュート、これがゴール右上に突き刺さり先制に成功します。ゴール裏までびっしりの応援団から怒涛の歓喜の声が押し寄せてきました。

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成立学園はすかさず反撃に出ます。11分に10番、8番の選手のコンビネーションからチャンスを作ると、16分には投入されたばかりの20番の選手が起点となってシュートまで持ち込みますが、ここはDFがカットしました。さらに20分、23分と19番、12番の選手を投入。徐々に流れを引き寄せていきました。

しかしここで再び駒澤大学高に得点が生まれました。26分、ゴール正面でボールを持った10番の選手が、右に流れながら強烈なシュートをゴールに叩き込みます。

成立学園にとっては苦しい失点となってしまいましたが、一度引き寄せ始めた流れは変わりませんでした。29分、20番の選手がスピードを活かして右サイドを突破しコーナーキックのチャンスを得ると、続く33分にも同様の場面を作ります。また、DF4番の選手が前線に残るなど厚い攻撃を仕掛けていきますが、駒澤大学高も体を張った守備で一歩も譲りません。ロスタイムにはその4番の選手のミドルシュートがありましたが、無情にもバーの上へ。あっという間に過ぎ去っていった80分間は、駒澤大学高に軍配が上がりました。

両チームの意地がぶつかり合ったような、壮絶な試合でした。駒澤大学高は決勝で王者帝京に挑みます。私が言う事ではないかもしれませんが、成立学園イレブンの分まで、全てを出し切って欲しいと思います。


取材:コータロー 写真:ぬまちちぶ 速報:のっぽろ サポート:コリンズ調布&カトリーヌ

2010年11月 7日 (日)

國學院久我山vs東京実業

昨日のような見事な快晴とまではいかないものの、明るく気持ち良い空気の中で始まった準決勝2日目。まずは國學院久我山と東京実業のイレブンが西が丘のピッチに姿を現しました。

最初にゴールへ近づいたのは東京実業でした。前半5分、左サイドのスローインから9番の選手がボールキープ、そこからクロスボールを入れますが、これはGKがキャッチします。この9番の選手、試合を通して前線で効果的な動きをしていたように感じました。國學院久我山は8分、9分と9番、11番の選手がシュート。こちらもGKが防ぎました。11分には東京実業左からのロングスローに、18番の選手がペナルティエリア内で競り合います。

國學院久我山は、少ないタッチでどんどんパスをつなげていくお馴染みのスタイルでやや押し気味に試合を進めます。それに対して東京実業は中盤で2、3人で相手選手を囲むプレスを徹底しボールを奪い、そこからディフェンスライン裏へロングボールを入れていきました。

19分、東京実業14番の選手が左サイドを持ち上がり、中へ切れ込んでのシュート。20分には再び左14番の選手から中央9番の選手へ。巧みなトラップでボールを捌き、11番の選手へとつなげますがシュートまで持ち込めません。21分、今度は國學院久我山が大きなサイドチェンジからゴールを狙います。

一進一退の攻防が続く中、23分に國學院久我山が先制します。ゴール正面でボールを持った9番の選手が、相手DFの間を無理矢理突破してゴールを決めました。会場がどよめく、素晴らしいプレーでした。

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直後の23分に東京実業は14番の選手のクロスから18番の選手がシュートと反撃に出ますが、ここからゴールで勢いのついた國學院久我山の猛攻を受け始めます。31分、左コーナーキックからグラウンダーのクロスが入ると、ニアサイド8番の選手が鋭いシュートで追加点をあげます。さらに33分、9番の選手が右サイドからゴール正面へとドリブル、エリア内の11番の選手との見事ワンツーから3点目を決めます。9番の選手の大活躍で攻撃力を爆発させた國學院久我山があっという間にリードを3点に広げ、前半は終了します。

後半に入ると、得点差に余裕のある國學院久我山は無理をせず、それでいてここぞという場面では一気に加速して追加点を狙います。東京実業はキープ力のある選手が多く、中盤で相手ボールを奪ってからサイドへしっかりとつなぎ、そこを起点としてゴールチャンスを作ろうという意図があったように思えました。その流れで良い形はできるのですが、最後シュートを撃つところで國學院久我山DFが自由にさせません。少しでも早く1点を返したい東京実業にとってはもどかしい時間帯となりました。

後半21分、國學院久我山に4点目が生まれます。中央やや左でボールを受けた8番の選手がGKを交わすシュート。カバーに入っていた東京実業DF3番の選手が何とか防ごうと体全体で飛び込みますが、勢いのあるボールはゴールへと吸い込まれていきました。

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東京実業は19分に投入していた10番の選手に加え、34分に9番、17番の選手もピッチへ送り込み相手ゴールを目指し続けました。両サイドからのセンタリングや直接フリーキックで果敢に狙いますが、固い守りに跳ね返されます。ロスタイムに得たフリーキックがゴール上へと外れるとそこでホイッスル。國學院久我山の決勝戦進出が決まりました。

東京実業イレブンは最後まで全力でのプレーで試合を記憶に残るものにしてくれました。1、2年生も多かったようですので、横断幕にあった「不撓不屈」の精神で再び西が丘の舞台に戻ってきてください。赤と白のユニフォーム、シンプルなデザインが緑の芝に映えてカッコよかったです。

國學院久我山は決勝で都駒場と激突します。壮絶な試合になることは必至ですね。


取材:コータロー 速報:のっぽろ

2010年11月 6日 (土)

帝京vs関東第一

いよいよ舞台は西が丘。秋晴れの空の下、第一試合開始を告げるホイッスルが吹かれました。

バックスタンドに両校の応援団が陣取り、ブラスバンドの演奏も聞こえる独特の雰囲気の中、どのような立ち上がりになるかと思っていた矢先の前半7分、帝京の先制ゴールが生まれます。左からのコーナーキックに、10番の選手がニアサイドで合わせると、ボールは吸い込まれるようにゴールへと入ってきました。直後の5分には、関東第一が細かいパスをつないでからスルーパス、これに10番の選手が走りこみますが、帝京DFとGKが連携してボールを奪います。

序盤から動きのある展開となったこの試合、帝京は持ち前の寄せの速さで相手ボールを奪いにかかります。ボールを持った選手に対して2、3人で囲んでいく場面は、帝京らしいプレーとして見慣れていてもやはり迫力のあるものでした。関東第一はそのプレッシャーをかいくぐって細かいパスをつなぎゴールへと向かいます。両チームのボールに対する執念がプレーに表れたように、時折激しいコンタクトも見られました。

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帝京は12分に右コーナーキックから、ファーサイドで2番の選手がヘディング。これはゴール右へ外れますが、この選手は試合を通して空中戦での強さを披露してくれました。20分には関東第一11番の選手が左サイドで粘り強くキープし、チャンスを演出します。足元の細かいタッチが印象的な、攻撃のアクセントとなる選手でした。

試合は帝京ペースで進んでいきます。センタリングからヘディングシュートで何度もゴールを脅かしますが、関東第一GKが安定したセービングで凌ぎます。34分には、クロスボールをキャッチしたGKからカウンターが始まり、リズム良くパスをつないで最後は8番の選手が同点のチャンスを迎えます。しかしシュートはポスト上へと外れてしまいました。前半は帝京1点リードで折り返します。

後半開始と同時に関東第一は中盤15番の選手、センターフォワード19番の選手を投入します。フレッシュな選手が入り、まずは同点に追いつきたいところでしたが、後半9分、帝京が追加点を奪いました。コーナーキックからペナルティエリア内で混戦となり、7番の選手がシュートを決めます。

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追いかける関東第一は、右サイドバック2番の選手の積極的なオーバーラップや、9番の選手のドリブルなどでゴールへと近づきますが、帝京の堅い守備の前になかなかシュートを打たせてもらえません。20分に交代で入った16番の選手も果敢にドリブル突破を試みますが、帝京は2、3人に囲んでボールを奪っていきます。前がかりになる関東第一に対して、しっかりと守備をしてから無理をせずロングボールでチャンスを作る帝京、という構図の後半中盤の時間帯となりました。

時間が残り少なくなっていく中、関東第一は最後までゴールを狙い続けました。36分、センタリングにファーサイドで競り合いますが、GKと接触してファールとなってしまいます。38分には2番の選手がふわりと浮かせたパスをゴール前へ送るもオフサイドの判定。このままタイムアップを迎え、帝京が4年連続での決勝戦進出を勝ち取りました。

帝京強し、という印象が残った試合でした。4年続けての全国出場へ向けて、決勝戦でも変わらぬサッカーを見せてくれるのが楽しみですね。敗れはしましたが、関東第一イレブンは西が丘まで勝ち上がったことを誇りに思ってください。最後まで前を向いて懸命にプレーする素晴らしいチームでした。


取材:コータロー 写真:ぬまちちぶ 速報:のっぽろ サポート:コリンズ調布&カトリーヌ

2010年10月24日 (日)

都駒場vs成蹊

第2試合は都駒場と成蹊の対決となりました。総体代表の都駒場に成蹊が挑むという形でたったとは思いますが、実際にはゲームの行けは行方が最後までわからない壮絶な戦いになりました。

キックオフのホイッスルが鳴るとすぐに都駒場のペースの展開となり、左右のサイドを効果的に使って攻撃を仕掛けていきます。対して成蹊のDFラインは集中力をもって対処していきます。

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前半22分、都駒場はゴール前混戦から7番の選手がシュートを放ちますが、ゴール捕らえられません。続く25分には左のCKのボールを頭で落としてチャンスを作りますが、成蹊DFが落ち着いてクリア、28分のFKのチャンスは直接狙いますが、クロスバーの上に外れてしまいます。序盤はこのように押し気味の都駒場がたたみかけます。

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前半30分が経過するも都駒場の攻撃時間が長く続きますが、成蹊はゴール前の堅い守備で決定的な場面を作らせません。前半34分、再び訪れたFKの場面で、キッカー都駒場8番の選手が直接狙ってきたシュートも、成蹊GKがパンチングでクリア。しかし、ここまで都駒場の激しい攻撃を凌いできた成蹊DF陣でしたが、前半36分、駒場11番の左サイドからのクロスにタイミングバッチリのヘディングシュートは、ついに堅守の成蹊ゴールをこじ開け、都駒場が先制します。

攻め続けるも得点できなかった都駒場が先制したことで、都駒場への流れが加速するかと思われましたが、それ以上に成蹊の集中力が上がっていきます。前半終了寸前には、都駒場10番の選手が決定的場面でシュートを打ちますが、成蹊GKがスーパーセーブ、追加点を許しません。このまま試合は駒場1点リードのまま後半へ折り返します。

後半に入っても容赦ない都駒場の攻撃が続きますが、後半12分、成蹊9番の選手が駒場DFの最終ラインの裏へ回るとそこに綺麗なスルーパスが通り、あっという間にGKと1対1となり、これを9番の選手が落ち着いて決めて、成蹊が同点に追いつきます。

前半にあれだけ攻め続けながらもなかなか追加点を取れずにいた都駒場にとって、押しながら決めきれずにいたこの時間帯の失点は痛かったのではないでしょうか。本当にこの同点劇で流れは変わってしまいました。ここから成蹊が盛り返していきます。

成蹊は都駒場の中盤で回すパスをインターセプトする場面が見られるようになり、後半21分には成蹊10番の選手がパスの乱れをついてインターセプトすると、そのままドリブルで相手ゴール前に持ち込むプレーもありました。しかし、都駒場DFもきっちり体を寄せていき、簡単にはシュートを打たせません。

後半24分には成蹊GKが都駒場の2連発の攻撃をファインセーブで死守、自軍に傾きかけたこの流れを相手に離しません。中盤は都駒場に制されるものの、成蹊の仕掛けるカウンターに会場は沸きあがります。、

この後は両校とも得点を決めることができず、延長戦へ突入します。

延長前半3分、都駒場はゴール前クロスを頭であわせ、こぼれ球を詰めるも、成蹊GKの神懸かったファインプレーで阻止されます。しかし、延長後半に入ってすぐ、駒場が遂に2点目を上げ(申し訳ないのですがよく見えませんでした)、都駒場がこのまま逃げ切り、西が丘行きを決めました。

成蹊の堅固な守備を軸にしながら、少ないチャンスをモノにする展開で優勝候補都駒場高校を苦しめたこの試合、私にとっても記憶に残る試合となりました。どんなに相手が強豪であっても、信じて100分走り抜いたイレブンには脱帽です。都駒場の皆さんは成蹊イレブンの分まで、次回の東久留米戦、全力で戦い抜いてください。

次戦の対都東久留米総合戦はファンは見逃してはならないゲームですね。これは本当に楽しみです。ものすごい試合になると思われます。

取材:ぬまちちぶ

2010年10月22日 (金)

都東久留米総合vsかえつ有明

西が丘行きの切符をかけて、都東久留米総合高校とかえつ有明の準々決勝の顔合わせとなりました。この強豪対決は、かえつ有明が持ち合わせる高い技術力と東久留米総合の高い組織力のぶつかり合いとなりました。

ゲームが始まるとかえつ有明の早いパスはテンポ良く回り、東久留米はプレスを掛けますがなかなかボールを奪うことが出来ません。開始早々3分、かえつ有明はFKはを10番の選手が直接狙ってきますがこれはゴール左に外れます。かえつ有明の正確無比で早いパス回しは、中盤での良いリズムを確実に作っていきます。

一方、東久留米はこの時間帯、なかなかボールを優位に保持することができませんが、一瞬の隙からボールを奪うと、ロングパスで大きく前方へフィード、一気に相手陣地を攻め立てていきます。

前半15分、東久留米はボールを奪うと右サイドの14番の選手から前に走りこむ18番の選手に長めのボールが供給され、これをシュートまで持ち込みますが、惜しくもゴールマウスを捕らえられません。しかし、この攻撃パターンが後々この試合の重要な場面を演出していきます。

前半18分には、東久留米7番の選手がドリブルで相手をかわして左足でシュートに持ち込みますが、これは惜しくもゴール右。中盤でボールを支配するものの、なかなか相手ゴール前で決定的な場面を作れないかえつ有明に対し、東久留米はかえつ有明最終ライン付近にできるスペースへどんどん走りこみ、長いパスを効果的に使ってチャンスを作り出していきます。

そして前半25分でした。ペナルティエリア左外、角度のない位置からのFKを、東久留米10番の選手がGKのポジションをよく見て直接決め、東久留米が先制します。

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追う立場になったかえつ有明は早い時間で追いつきたいところではありますが、中盤は優位に展開するも、ゴール前での決定的な場面を作ることがなかなかできません。逆に先制した東久留米は、前半34分、右サイドから11番の選手が入れたクロスに8番の選手がドンピシャのヘッドで合わせますが、これはクロスバーの上でした。

かえつ有明も負けじと前半35分、右サイドからのクロスに逆サイドでフリーでシュートを放ちますが、枠外へ外してしまい、この決定的な場面をものにすることができませんでした。そして、試合は前半終、東久留米1点リードで後半へ折り返します。

後半も立ち上がり、かえつ有明はリズミカルにパスを繋いで左サイドを切り崩すと中央の17番の選手にクロスを放り込み、ボレーシュートの体勢に入りますが、このシュートは空を切ってしまいます。後半開始直後からエンジンを入れ替えたかのようなかえつ有明の攻撃でしたが、この時間帯でも同点に追いつくことはできません。ここから前半の緊迫とした流れから大きく試合の流れが変わります。

まずは後半4分、右サイド東久留米18番の選手から中央の14番の選手へパスを受け、14番の選手はそのまま相手GKを落ち着いてかわして無人となったゴールにシュートを決めて2点目。13分にはかえつ有明がペナルティエリア内でのハンドを取られ、東久留米10番の選手がこのPKを落ちついて決めて3点目。続く15分には右サイドから東久留米10番の選手のFKに東久留米3番の選手がヘディングで合わせて4点目。立て続けの東久留米の攻撃は15分間で3点を追加し、4対0と大きくリードします。

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かえつ有明も後半18分、右サイドから持ち込んで7番の選手のシュート、29分にはゴール前のこぼれ球を8番の選手がシュート、32分の10番の選手のシュート、いずれもフリーで決定的と思われる場面を作り出しますが、いずれもゴールマウスを捕らえる事ができません。逆に東久留米は後半35分、右サイド3番の選手のパスに9番の選手が相手GKの位置を見ては、綺麗な弧を描くループシュートで5点目を決めます。

後半ロスタイムの時間帯では東久留米6番の選手が右サイドから持ち込んでシュート。そのこぼれ球を19番の選手がきっちり詰めて6点目を叩き込みました。

試合はこのまま終了、6対0という予想外のスコアで東久留米総合がかえつ有明を破り、今年も西が丘行きのチケットを手にしました。ポゼッションは確実にかえつ有明に軍配が上がるゲームでしたが、相手のスペースをうまく突いて、シンプルにゴール前での好機を何度と作り、それをきっちり得点に結びつけた東久留米が得点を重ねていきました。

東久留米総合の次の相手は都駒場です。これは、本当に楽しみです。

取材:ぬまちちぶ

2010年10月17日 (日)

成立学園vs実践学園

Aブロック準々決勝の好カード、壮絶な試合になりました。

開始直後から成立学園のパスサッカーが冴え、前半5分に早くも中央10番の選手から左に位置した9番の選手につなぎ、受けた9番の選手が一瞬でかわしてシュートを放ちます。

続く前半6分にはCKから4番の選手がヘッドで合わせるもこれはバーの上、序盤は成立学園が優位に展開していきます。

対する実践学園はディフェンシヴにいくことは予め想定範囲内といった感じで常に守備のバランスを取り、長めのボールを駆使しながらカウンターを狙います。特にコレクティブゾーンで複数で挟みこむ守備と、サイドでプレーする9番の選手の中への切り込み封じが徹底されていました。

しかし、この9番の選手と8番の選手が小柄ながら縦横無尽に動き回り、左利きのエース11番の選手の正確無比なポストプレーから連動して少ないタッチでリズミカルな攻撃を仕掛けます。

そんな中の前半11分、実践学園は速攻から右に展開、そこからの深めのクロスを落としたところに足を投げ出すようなボレーが決まり先制点か!と思いましたがこれは危険なプレイでノーゴールとなります。

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このプレーの後の前半18分には実践学園が成立学園陣内でパスをカット、そこから右サイドに大きく展開してチャンスを作るなど押され気味の実践学園が息を吹き返します。

成立学園はゴール前に放り込むようなチャンスメイクはせず、11番の選手のポストプレーを絡めて、徹底して空間を使わずに地面を使うサッカーを展開、見ごたえのあるゲームは前半は0対0で折り返します。

後半に入っても両校意地をかけた戦いを展開、一瞬たりとも気を抜けないすばらしいゲームになりますが、後半4分、実践学園は得た右FKからのボールに3番の選手が競り合い、飛び出した成立学園GKの手より零コンマ何秒先に頭で触ってゴールネットを揺らし、実践学園が先制します。

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地面を制され押されていた実践学園はセットプレーから空中戦で先制、狙い通りの展開になります。

ここから成立学園ベンチが動き出し、後半16分に仕掛けられる15番の選手を投入、後半24分にはエース11番の選手が中央からシュート、直後に18番の選手を投入と流れを手繰り寄せようとします。それにしても成立学園の選手層の厚さには驚きました。

時間が刻々と過ぎる中、32分には実践学園が負傷した2番の選手に代えて20番の選手を投入、10分を切って両校激しさが増してきます。そして、タイムアップまであと5分という後半35分、右からゴール左奥深めのGKが出られないポイントへ完璧に放り込まれたロビングから、成立学園エース11番の選手が起死回生のヘディングシュートを叩き込み、ここでゲームが振り出しに戻ります。

そして試合はこのまま1対1で終了、延長に入りますが、逃げ切れなかった実践学園も気合を入れなおして互角に戦い、西が丘行きチケットの行方は運命のPK戦に委ねられた結果、幾ばくかの運を持っていた成立学園の手に収まりました。

それにしてもすばらしいゲームで、終わった後、しばらく放心状態になりました。高校サッカーってgreatです。

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2010年10月 9日 (土)

駒大高vs都大泉

駒大vs都大泉の試合は赤のジャージに黒パンの駒大のキックオフで始まりました。

前半2分駒大は都大泉DFの裏のスペースへ縦パスを入れて、これに追いついたFWの選手がシュートしますが、これはGKがキャッチしました。 続いて3分にはDFの2番の選手がロングシュートを打ちますが、都大泉DFに当たりCKになります。 

前半5分、駒大は右サイド外側を2番と8番の選手でえぐろうとしますが都大泉19番の選手が気合のカット。波状攻撃で都大泉のゴールへ押し寄せる駒大は前半6分、右のタッチライン深い位置からのロングスローにゴール前ニアサイドの7番の選手が頭で合わせます。 このボールがゴール左側ニアサイドを守っていたキーパーの右側、ファーサイドへ吸い込まれ、駒大が先制しました。

ロングスローからの攻撃はこの後もたびたび展開されますが、大きな武器です。

前半10分には駒大が右中盤の位置から左へ大きくサイドチェンジ気味のアーリークロスを入れ左サイドから入ってきた選手がシュートまで行きますが、これは都大泉GKがキャッチします。都大泉はなかなか攻め手がない中、7番キャプテンが縦一本でチャンスを作ろうとしますが、うまく前線の選手に繋がらず良い形の攻撃が出来ずにいます。

前半14分頃には、駒大が深い位置のスローインをたて続けに3回得て、ロングスローで得点を狙いに行きますが、都大泉も同じ形での得点を許すものかと守ります。

前半18分、駒大10番の選手と8番の選手がワンツーで都大泉のDFラインを突破し、10番の選手がそのまま都大泉のゴールを目指してフルスピードでドリブルしてゴール右側へシュート。2対0となりました。見事なワンツーパスで手数をかけずにきれいに一瞬で最終ラインの裏を突く攻撃はまるでお手本のようで見事でした。

前半21分、都大泉の久しぶりの攻撃で左から右への展開の後、6番の選手からスルーパスが出ますがこれは駒大のGKがキャッチしました。前半27分、駒大は右サイドの8番の選手からのセンタリングを11番の選手がヘディングで狙いますが、これはゴール右へ外れました。

前半41分、駒大10番の選手が右サイドをワンツーパスで突破しゴールへ迫り決定的なシーンを作りシュートしますが、都大泉GKが脚一本でファインセーブ!

前半は終始駒大高が押し気味で2対0で終了しました。

後半はブルージャージの都大泉のキックオフで開始しました。都大泉は後半開始から二人の選手を交代させ反撃に出ようと考えたようです。

後半4分、駒大高が左サイドの中盤から4人が絡むワンタッチパスで高い位置へボールを運びます。このワンタッチパスの交換は素晴らしくテンポ良くあっという間にバイタルゾーン近辺まで迫りました。

続いて、左サイドから強めのグラウンダーのセンタリングを、右からゴール中央へ都大泉DFを引き連れて走り込んだ選手に入れますが、これをゴール中央の選手は都大泉DFを引き連れたまま見事にスルー、ファーサイドからより確実な態勢で入ってきた6番の選手を完全にフリーにしてしまい、この6番の選手がシュート、3対0となりました。ワンタッチのパス交換に始まり最後のシュートまできれいに連携した攻撃は素晴らしいものでした。駒大は続く後半7分にも駒大高は追加点をあげて4対0とします。

後半21分、都大泉10番の選手が気迫あふれるプレイで駒大DFのクリアーボールに体を張ってアタックし跳ね返ったボールがゴール前へ転がって行き一瞬都大泉のチャンスかと思われましたが駒大DFの落ち着いた処理でクリアーされます。

そして後半27分、後半交代で入った駒大高13番の選手がペナルティーエリア内左へ持ち込み、落ち着いて決めて5対0とします。

31分には、駒大右からのクロスを駒大のFWがGKの前でかっさらって流し込み、1点追加し6対0。後半35分駒大は、右サイド6番の選手から縦へスルーパスを入れ、8番の選手がペナルティーエリア内の右サイドからシュートしますがGKがファインセーブ、しかし、はじかれたボールが駒大8番の選手の足元に転がります、これを8番の選手が6番の選手へラストパスを送り6番の選手がシュートしますがGKがファインセーブしコーナーキックとなりました。今日の都大泉GKは休む暇がありません。

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後半37分、駒大高は右サイド6番の選手が左ファーサイドへクロスを入れ、折り返したボールをゴール前の19番の選手が都大泉GKの前でオーバーヘッドキックで決め、7対0、試合はこのまま終了、終始波状攻撃で攻めた駒大が勝利しました。
普段の練習の成果だと思いますが、まるでフットサルのようにワンタッチやツータッチで短いパスを回して相手DFラインを崩し、裏へ出たところで振り切り、最後は見事な連携でゴールを奪う駒大は素晴らしいチームだと思いました。

Reported by GG

2010年10月 2日 (土)

かえつ有明vs修徳

都東久留米総合グラウンドの第2試合、かえつ有明と修徳の対戦です。

序盤からディフェンスライン裏へとボールを入れ合う縦に速い展開となります。お互いの守備陣のコントロールの良さが際立ち、最初の10分だけで何度もオフサイドが取られました。両チームの守備の意識の高さは試合を通して感じられるものとなります。

少しずつ流れを引き寄せていったのは修徳でした。12、16、17分と立て続けにクロスボールからのシュートを試みます。18分には、右サイドで起点となっていた7番の選手が膝を痛めたようで、代わりに17番の選手が入りますが、この選手も右サイドで次々とチャンスを作っていきました。かえつ有明18番の選手が対応することが多かったのですが、この両選手のマッチアップは非常に見応えのあるものとなりました。

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修徳は前半26分、右サイド9番の選手のセンタリングに10番の選手がシュート、これはクロスバー上へと外れます。試合を優位に進めながらもなかなか枠内へとシュートを撃てない、もどかしい時間が続きました。

ここまで修徳の攻撃によく耐えてきたかえつ有明は、前半ラスト10分で反撃に出ました。31分に左サイド突破を試みると、続く35分には11番の選手だったでしょうか、抜けだしてシュートしますが、これは修徳GKが防ぎました。前半はこのまま、両者無得点で終わります。

後半立ち上がりも、両チームとも積極的にゴールを目指したプレーを披露します。中盤の選手の攻守の切り替えの速さもさることながら、前線の選手の守備を厭わない姿勢がそこに加わり、目まぐるしい一進一退の攻防となりました。

後半9分、修徳は右サイドから切り込んで2度シュートを放ちますが、いずれもかえつ有明GKがナイスセーブで阻みます。21分に修徳8番の選手が思い切りの良いミドルシュートを撃つと、これがポストを直撃!これで勢いが出たのか、修徳はここから次々とチャンスを作っていきます。

27分には途中交代の14番の選手だったと思いますが、クロスボールに飛び込むもGKがクリア。33分にはペナルティエリア内での混戦からシュートしますが、再びGKがファインセーブ。かえつ有明GKはこの日大当たり、最後尾からチームを鼓舞し続けました。

あっという間に時間が経過し、このまま延長戦突入かと思われた後半39分のことでした。自陣でボールを奪取したかえつ有明3番の選手が、右サイドを勢い良くドリブルで駆け上がります。ゴールライン際まで持ち上がってから中の選手にパスすると、そこからボールをつなぎ、最後は11番の選手がシュート。これが劇的な決勝ゴールとなりました。

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陽射しが強く気温も上がり続ける中で、最後まで精一杯のプレーを見せてくれた選手の皆様に拍手を贈りたいと思います。試合を通して濃密な内容のサッカーをした両チームの完成度の高さが印象深い試合でした。

取材:コータロー

2010年9月26日 (日)

もうちょいお待ちください

都大会2回戦が終わり、1週間経過したにもかかわらず、更新が遅れてしまい申し訳ありません。

私は9月末までに人生を左右するような(少し大げさ・・・)大仕事を控えているため、今はこちらに集中しております(どうかお許しを)。

私以外の写真を撮影でき、かつ記事がかけるくまデリラ(くまデスクと言います)たちも、GGは出張があったり、コータローは夜勤があったりで、みんな生活の礎となる本業に勤しんでおります。

また、落ちかけて復活したぬまちちぶも、あー見えて会社では数人の部下をまとめる管理職らしく(本当かよ?)、上期から下期への移行期でちょっと忙しいようです。

いずれにしましても、ひと段落しましたら更新しますので、それまで少しお待ちいただき、よかったら過去の取材記事なども見てみてください。

Kumzeminame

2010年9月22日 (水)

実践学園vs明治学院

実践学園高尾グラウンド第一試合です。運営サイドにアクシデントがあって試合開始が40分遅れ、何とも言えない雰囲気の中ゲームが始まります。

試合開始31秒でした。左サイドに攻め入った実践学園ですが、ここで浮き球を角度のないところから蹴り込んで先制します。速報打ち込みスタンバイの確認をしている最中の出来事でした。

ここから実践学園の怒涛の攻撃が始まり、これ以上序盤で失点したくない明治学院はまずは防戦に腐心でざるを得なくなります。しかし、実践学園の分厚い攻撃は明治学院中盤を守備に追わせ、しだいに明治学院エース10番の選手と中盤の間に距離ができ始めます。これで、実践学園CB陣は余裕を持ってこの10番の監視することができ、長めのボールが彼に供給されても、1対2で封じ込みます。

明治学院は相手が実践学園とあって、ディフェンシヴに戦いながらも、チャンスには逆襲を怖がらずに攻め上がり、何とか10番の選手にフィニッシュをと目論んでいたと思います。

しかし、実践学園は引き気味になった明治学院に容赦なく攻め込み、前半7分に右からのロビングにヘッド合わせ2点目、16分にこぼれ球をボレーと20分経たぬうちに3対0とします。

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何が何だかわからないうちに3点差つけられた明治学院ですが、前半25分にはエース10番の選手の粘りから11番の選手がタテに抜け出しシュート!惜しくも右サイドネットを直撃するというシーンもありました。やはり、明治学院攻撃のカギはこの10番の選手が握っています。

しかし、後半28分、実践学園は中央タテパスの落としから11番の選手が抜け出して4点目を決めます。実践学園は左サイドのキャプテン10番の選手が巧みな仕掛けと正確なクロスで攻撃を組み立て、守っては高さとうまさを兼ね備えた守備陣が安定さを発揮します。

ただ、大きくリードして気抜けしたわけではないと思いますが、前半34分に守備のミスから明治学院に1点を献上、前半は4対1と実践学園リードで終わります。

後半何とか立て直して1点返したい明治学院でしたが、開始5分、右サイドスローインから頭で繋がれ11番の選手にヘッドで押し込まれ、実践学園に5点目を決められてしまいます。

しかし、ここから一気に崩れるのではなく持ちこたえ、10分過ぎから大きなサイドチェンジを織り交ぜるなどしていい展開が見られるようになります。

そして後半18分の明治学院のベンチワークで中盤の間延びが解消され、10番の選手の孤立度合いなくなってきていいリズムになってきます。

後半29分には、逆に実践学園が11番の選手に代えて13番の選手を投入、35分には8番の選手に代えて大柄な15番の選手を投入、リズムを掴みかけた明治学院にこれでもかと圧力をかけます。このシーンを見て、実践学園の選手層の厚さを感じました。さすがです。

この後も明治学院は何とかもう1点返そうと必死に攻撃を仕掛けますが、このままタイムアップ、実践学園が5対1で勝ちました。

明治学院は前半やや気負いと硬さが感じられ、百戦錬磨で試合巧者の実践学園にそこを突かれて早い時間に3点失点しまいましたが、10番の選手や、この日攻守に献身的な動きを見せた8番の選手、時おり見せたドリブル突破が切れ味抜群だった11番の選手など、地区予選3試合で27得点無失点のチーム力は見ることができました。

パンフレットを見る限りでは1、2年生も多いようですし、来期も楽しみですね。Catch The Dream!

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kumazemi's favorite players 2010:明治学院の8番

2010年9月21日 (火)

日大三vs暁星

日大三高vs暁星高、は白の暁星のキックオフで始まりました。

前半4分日大三11番の選手がペナルティーエリア外左からこぼれ球をダイレクトでミドルシュートを打ちますがこれはゴール右上へ外します。

前半5分暁星右サイド10番の選手からのセンタリングをゴール前へ走り込んだ14番の選手がダイレクトのハーフボレーでゴールを狙いますが、これは左に外れます。惜しいシュートでした。この後、前半は一進一退の攻防が展開されますが、どちらかと言えば日大三がゴール前まで攻め込むシーンが多かったように思いました。

暁星は6番の選手を右サイドに配置し、日大三DFの裏の大きなスペースに縦にパスを入れ、これを6番の選手がダッシュして追いつき、クロスを入れてシュートに繋げるパターンを繰り返しますが、なかなか得点にはつながりません。暁星の6番の選手は最後まで良く走り、良くボールに絡んでいました。

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そして前半終了間際の36分、日大三が攻め上がり、左サイドから中央へ送ったパスに中央に居た3番の選手が右足のアウトサイドでシュート。これがDFに当たり、コースが変わってゴール左側へ吸い込まれます。

前半終了間際のこの日大三の先制点で、前半は1対0で終了しました。このゴールを決めた日大三の3番の選手は、体は大きくありませんが俊敏な動きで暁星守備陣をかく乱しているシーンがありましたので、何かやってくれそうな感触が立ち上がりからありました。

後半はピンクの日大三のキックオフで始まりました。開始早々、暁星が右サイドからセンタリングし、中央の選手がヘディングでシュートしますが、これはオフサイドの判定。続く後半4分には、再び暁星が縦一本のパスで攻め上がります。その後、スローインからチャンスを作り7番の選手がシュートしますが枠を外します。

さらに後半9分、暁星が速攻で右サイドを上がり、アーリークロスで中央の13番の選手に合わせますが、これはオフサイド。このように後半立ち上がりは追いかける暁星が攻勢に出ます。

後半12分、暁星ベンチは先に動き、13番の選手に代わり12番の選手えお投入、さらに後半16分には11番の選手に代わって20番の選手、14番の選手に代わって2番の選手を同時に交代、運動量を上げて得点を奪いに行きます。

この交代後の数分の間は暁星が豊富な運動量と早い展開でゲームを支配しているように感じました。

そんな中の後半14分、日大三はゴール前で細かいパスを4~5本つないだ後、右のファーサイドでフリーになっていた10番の選手に左からクロスを入れて、10番の選手がヘディングで押し込みますが、これはオフサイド。

後半20分には日大三ベンチも19番の選手に代えて7番の選手を入れ、体制を整えようとします。しかし、後半22分、日大三のゴール方向へグラウンダーで放り込まれたボールを暁星の選手が猛チャージで追いかけてきます。

これに日大三GKはペナルティーエリアの外でクリアーするかエリアの中まで待って捕球するか少し躊躇してしまったか、ペナルティーエリアの外ではクリアーせずにエリア内まで下がりながら捕球しようとしたところ、暁星の選手の猛ラッシュもあってか捕球ミス、これをトップスピードでボールを追いかけてきた暁星の選手は見逃さず、GKを置き去りにしてボールをゴールへ流し込みました。これはGKにとってはとても辛い瞬間だったはずですが、見ている私もミスによる失点の辛さを知っているだけに胸が痛み、気を取り直して頑張ってほしいと思いました。これで試合は1対1の振り出しに戻ります。

後半24分、追いついた暁星が勢いを増してゴール前へなだれ込み、双方の選手が入り乱れる中、何回かシュートしますがDFとGKの捨て身の守備に阻まれ得点はできません。

しかし、後半25分、押され気味だった日大三は、9番の選手が右サイドからゴール左側へシュートを叩き込み、2対1と勝ち越します。

追いついて押せ押せになりながらよもやの勝ち越しをくらった暁星は、後半28分、6番が中央突破でディフェンスを一人かわしてシュートまで行こうとしますが、これは日大三DFの懸命のスライディングではじかれます。

ラスト10分のなった後半30分、日大三は6番の選手に代わって12番の選手を入れます。

後半32分、縦パスに反応した暁星左サイド8番の選手が走り込んでシュートしますが、ゴール右へ外します。さらに暁星は後半33分には右サイドからのセンタリングを中央の8番の選手に合わせようとしますが、これはわずかにパスコースがずれてしまいました。この時間帯、暁星は右サイドから何度も攻め上がりますが、焦りからかラストパスの精度が僅かにブレるシーンが見られました。

後半36分、暁星はトップの10番の選手にロングパスを入れ、日大三DF4番の選手とのマッチプレイをしかけますが、これは日大三4番の選手が勝ちます。暁星FWの選手と日大三DF4番の選手の攻防は随所に見られましたが、このDFの4番の選手は強く、かなり効いていました。この戦いは迫力があって見ごたえがありました。

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後半39分には暁星がCKを得て、ほとんど全員が上がっていきましたが、得点には至りません。徐々に時間が無くなってくる中、暁星は必死の攻めを展開しますがゴールを割る事は出来ず、このまま試合は終了、日大三が暁星を破る大金星をあげました。

1点を争う攻防で、気合の入った迫力がある試合でした。また、選手交代のベンチワークも色々想像させてもらいました。

取材:GG

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日大三はこつこつと強化してきたのでしょうね。名門相手に名前負けせず、ミスで追いつかれながらも突き放しての勝利は本当に見事でした。