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2007年8月29日 (水)

増殖中???

都内でクマゼミが増殖しているとのことです。

文面から受けた印象ではどうやら害虫扱いのようですが・・・

Img_1475

これにはヒートアイランド現象や地球温暖化が影響しているらしく、2030年ごろには、東京がクマゼミだらけになる可能性もあるそうです。

東京の高校サッカーがヒートアップしてkumazemiが増えるのはいいですが、地球がこれ以上ヒートアップしてクマゼミが増えるのはちょっと困りますね・・・クマゼミって大きな鳴き声で相当うるさいらしいです(kumazemiは飲まなければ静かです)。

事実、ことしのお盆前後は猛暑と言うより酷暑で、事実地区予選では顔が(日焼けとは明らかに違う)赤色になっていて、目がうつろな選手もいました。

土のグラウンドでは水を撒いてもすぐ蒸発、人工芝も地面からもやもや熱が上がってきている状況でサッカーをするのはある意味危険です。

でもナイターでやる会場も潤沢にはにないでしょうし、確保してもかなりのコストがかかりますよね。

何かいい方法はないですかね・・・

PS 「無手勝流高校サッカー番付(07秋)」にはたくさんのコメントをいただきましてありがとうございました。炎上するのかと心配しましたが、このブログの読者の皆様は成熟されている方が多いので、こんな不安は無用であることがよくわかりました。このブログは読んでくださっている皆様に育ててもらっております。本当に感謝しております。これからも皆様の心の琴線に触れる作品作りに挑戦し続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

2007年8月24日 (金)

無手勝流高校サッカー番付(07秋)

総体都大会から選手権地区予選を経まして、ここでの成績を基に選手権都大会向けの番付を作成いたしました。

しつこいようですが、この番付はノーロジックの無手勝流です(皆様を説得する自信なし)。

いつもどおり、直近の大会で何回戦まで行ったかだけでなく近年実績も加味し、どの相手にどのようなスコアだったかも極力考慮しました。しかし、秋場所の番付なので大前提として総体11傑と今回の地区予選突破校に対するリスペクトがあります。

なお、Tリーグも考慮せよというご意見いただいて検討してみたのですが、各校どういう位置づけでやってるかなど把握しきれていない点もあって全てを反映させるのは無理でしたが、成立学園だけは勝手に反映させていただきました。ご容赦くださいませ。あのチームはどう考えても理屈抜きで横綱級なので。

また、過去2回は東西左右均衡を図ってまいりましたが、今回それを未来永劫続けていくのは不可能であると判断、また同時に前頭筆頭でスパッと切ってしまうこともできず、これまた勝手に「平幕上位」なる位を設けました。これもご容赦ください。

なお、空欄は該当校なしです。

     東(1~4地区)

     西(5~8地区)

     帝   京    成立学園

横    綱    

関東第一

修   徳

都つばさ    総合

大    関

國學院     久我山

早稲田実

実践学園

暁   星

東京朝鮮

都江北

大張   関出

東海大    菅生

国士館

堀   越

高   輪

東京実業

かえつ  有明

関    脇

都駒場

駒   大

日本学園

駿台学園

大東大一

正則学園

関張   脇出

都三鷹

都国分寺

創   価

東京成徳

東工大附

東   京   

小     結

農大一

都調布南

福生

足立学園

東海大     高輪台

保   善       

小張   結出

武蔵工大

専大附属東亜学園

都松が谷都石神井

都葛飾野

本   郷    

京   華    学習院

筆前    頭頭

中大附属都保谷 

都    西 日大二

中大杉並都調布北

都新宿 都城東   

芝浦工大 

城   北  都江戸川

上平   位幕

成   蹊   都東大和

都立大附明大中野

大   成  都日野台

今回は東の関脇クラスを中心に大きな変動がありました。とても難しかったです。

多くの学校が「都大会に出て一つ勝つ」ことを目標にやっていると思いますが、関脇級とてうかうかできない状況というのは東京のレベルを押し上げるのに必要な要素だと思っています。平幕上位や前頭筆頭、小結級が関脇、大関、横綱をハラハラさせるようになってきますと覇権奪還も現実味を帯びてくるでしょう。

東京は学校数が多くてクラブユースもたくさんありますので、一つ突出した強豪がいい選手を集めて全国制覇を狙うのはもはや無理です。それにそんなことされても面白くありません。やはり地域レベルの底上げをして頂点を高くするのが王道です。

もし違和感等ございましたら、メールにてやさしくご指摘くださいますようお願いします。

Kumzeminame

2007年8月23日 (木)

無題

生きていると荒波にもまれるような出来事に出くわすときがある。

Img_1662

しかし、道は続き、明けない夜はない。

Img_0973

以上

2007年8月22日 (水)

都大会出場校決定

都大会出場校が決まりました。

地区 都大会出場校(:総体11傑、:T1、:国体強化校、黒:地区優勝)
1地区 関東第一修徳、かえつ有明、都葛飾野、都江戸川
2地区 都江北、京華、本郷、足立学園
3地区 帝京成立学園東京朝鮮、大東大一、城北、東京成徳、芝浦工大付
4地区 都つばさ総合暁星、高輪、東京実業、東京、東工大附属
5地区 國學院久我山実践学園堀越都西、専大附属、中大杉並、東亜学園
6地区 国士館駒大高都駒場、日本学園、農大一、武蔵工大附、都立大附属
7地区 都三鷹、都松が谷、都調布南、大成
8地区 早稲田実、東海大菅生、創価、都国分寺、中大附属

数えたら45校でした。総体11傑とT1組が7校かぶってたりして昨年より2校少ないです。

昨年度はAブロックベスト4が暁星、関東第一、国士館、修徳でBブロックベスト4が東京朝鮮、東海大菅生、都久留米、帝京でした。そして地区予選から勝ち上がってきた暁星と総体ではころっと負けた都立久留米が優勝しました。正直、今年は帝京と成立学園が頭一つ二つ抜けているとは思います。が、何が起こるかわからないのがトーナメント戦です。何しろPK戦があります。しかし、相手が引いて守ってPK狙いだろうが、カウンター一発狙いだろうが制限時間内できっちり得点して勝つのが本当の王者です。

あれこれ推測するのは組合せが決まってからということになりますが、この組合せがどうなるかは結果に大きく影響しますね。どういう方法で抽選が行われるのかは知りませんが、万が一ブロックの均衡がとれていないような組み合わせになったら波乱があるかもしれません。

地区優勝校は敗れたチームと参加できなかったチーム約290校の分までがんばってください。特に東京高校は都立小山台の分までよろしくお願いします。

9月からの本大会には、やり残したことがない状態で心を洗って臨んでください。

Senshin

2007年8月21日 (火)

地区予選大詰め

本日、新たに10校の都大会出場校が決まりました。

京華、本郷、足立学園、専大附属、東亜学園、中大杉並、東工大附属、高輪、東京、東京実業です。

この結果により、駿台学園(東の張出大関)、正則学園(東の関脇)、学習院(東の張出関脇)、都立石神井(西の張出小結)が地区予選で姿を消しました。そして、昨日までの保善(東の張出関脇)、東海大高輪台(東の張出関脇)、芝(東の小結)、日体荏原(東の前頭筆頭)、日大二(西の関脇)、都立保谷(西の小結)、都立福生(西の小結)、私立武蔵(西の張出小結)、都立立川(西の前頭筆頭)、成城学園(西の前頭筆頭)と合わせて計14校の番付組が敗れ去ったことになります。

この中には格上(あくまでも私の無手勝流番付07夏の上のことです)と当たって惜敗した学校(都立福生)や実力が拮抗している学校同士で白黒ついた試合もありますが、予選免除16校を除いた27校のうち半数の14校が都大会出場を断たれるというのは予想外でありました。そしてそのうち6試合はPKです。

ただ、東亜学園や足立学園などのここのところ静かでしたがもともと実績のあるチームや、京華、専大附属、高輪、東工大附属といった実力校が勝ち上がってきてますので、一概に番狂わせの多い年とは言い切れないと思います。翻って私の無手勝流番付など大して意味を持たないということも言えます。

それにしてもやっぱり高校生は春先からひと夏超えるとグーッと伸びるチームが出てくるのですね。

もし読者の方で学習院vs京華、駿台学園vs大東大一、高輪vs正則学園、東亜学園vs都立石神井のゲームをご覧になった方がいらっしゃいましたらぜひ情報をください。知りたい方がたくさんいると思います。

私自身も「無手勝流高校サッカー番付07秋」を編成する上で上記ゲームはどういう内容だったかもちょっぴり知りたいのです。この番付編成は期日が8月いっぱいですので正直焦っています。

一点特に最近気になっているのは、もしかして私のブログが現役の選手の皆さんや指導者の方々のご迷惑になっているのではないかということです。

番付も面白おかしく茶化しているつもりは全くなく、やってる本人は極めて真剣にやっているのですが、これが逆にご迷惑をおかけしているとしたら、それは私にとって不本意極まりないことでありますので、遠慮なくご指導願います。もし、東京の高校サッカーを後退させているのだとしたら、私はすぐに撤収いたします。

明日21日で1地区と3地区で都大会出場校が決まり、本決戦全出場校が出揃い、いよいよ盛り上がってきますね。

昨年は数々のドラマがありました。

今年はどんなドラマが展開されるのか、とても楽しみです。

そして、今大会の東京代表による選手権奪還の成就を願いつつ、今日は寝ることとします。

2007年8月20日 (月)

都立大附属vs駒場学園

Aisatsu

狛江高校会場最終ゲーム、6地区最後の都大会出場校枠をめぐる戦いです。最後の椅子を奪い合うのにふさわしい1点を争うゲームになりました。

ご存知、駒場学園はT3リーグ(現在Aブロック首位)でも活躍する強豪です。しかし、新人戦地区予選は都立町田にPK負け、総体支部予選では日本学園に完敗と今年は都大会に出場できていません。対する都立大附属も新人戦地区予選は都立芦花に破れ、総体支部予選では日大鶴ヶ丘に決勝で阻まれました。

したがいまして両チームとも3年生は自分たちの足跡を後輩に残すためにも絶対に負けられないゲームであったと思います。

ゲームは思いもよらない展開で幕が開きます。「ピーッ」とキックオフのホイッスルが鳴り、「よいしょ」とカメラを構えて準備態勢に入ろうと思った瞬間に「ピピーッ」とゴールを宣するホイッスルが鳴りました。都立大附属のノーホイッスルゴールです。キックオフ直後に左に展開、折り返しのクロスを頭で押し込んだのです。

Komabadoutengoal そしてその6分後でした。今度は都立大附属ゴール前に送り込まれたボールに駒場学園の選手が突っ込み、GKとDFとその選手が一緒にもつれたところ、ボールがころころとゴール前中央に転がりだし、それを誰からもマークされていなかった14番の選手が難なく押し込み同点に追いつきます。

開始10分で1点ずつ取り合い、これはどうなるのだろうと思ったのですが、ここからゲームは一転膠着します。駒場学園は14番の選手を中心に11番の選手を絡めて攻撃し、守備はDFラインを浅く敷いて相手の大きな展開を阻止、中盤をコンパクトにして攻撃します。

対する都立大附属は、この浅いDFラインをドリブルで突破を図るような仕掛けが少なく、駒場学園ペースでゲームが進んでいきます。しかし、都立大附属DFも必死の守備で最終ラインは突破させません。前半は1-1で終わりました。

Toritsudaikessyougoal後半が始まり、前半は何となく駒場学園が勝ち越し点を奪いそうで奪えない雰囲気でしたので、後半の都立大附属はどう戦うかななんて思いながらメモってたら、ハンドかオフサイドかわからなかったのですが、ファウルでホイッスルが鳴ると思ったのか駒場学園守備陣が一瞬立ってしまったところにドフリーの14番の選手にボールが渡り、これを落ち着いて蹴りこんで都立大附属が勝ち越します。後半3分の出来事でした。

残り30分強で追う立場になった駒場学園は14分に20番の選手を投入、しかし、勝ち越した都立大附属は前半と打って変わって13番の選手がどんどんドリブル突破を仕掛けるようになり、14番の選手のオフサイドぎりぎりに飛び出していくような前半欲しかったプレーなどが徐々に駒場学園の焦りを誘い始めます。

Panching この後20分過ぎに7番の選手を投入、30分過ぎには9番の選手を投入してガンガン攻め続けます。しかし、都立大附属は集中を切らさず、特にバイタルエリア付近を強固に守り決定的場面を作らせません。この後半の守備は本当に見事でした。

バイタルエリアをがっちり守られる駒場学園は外から中、中から外とボールをよく動かして攻めるのですが、なかなかこのバイタルエリア付近の都立大附属DFを混乱させられません。そんな中、私が「あ、決まった」と思ったプレーがありました。駒場学園10番の選手のミドルシュートです。

Komaba10middle

しかし、これも厚い都立大附属の守りに阻まれ、万事休すとなりました。

私は試合終了後の両チームの対照的な光景は何べんも見ていますが、今日は見ていられなくなり、すぐに家路につきました。

駒場学園の3年生選手の皆さん、下向かないでください。これまで相当つらい練習してきたと思います。確かに都大会出場はかないませんでした。これは現実です。しかし、たった1試合に負けただけで、今までの努力が全て無意味になるわけではありません。必ず意味のあるものになります。というか意味のあるものにしてください。これからは卒業後の進路成就に向けてがんばってください。密かに応援しています。

Kumazeminame

2007年8月19日 (日)

日本学園vs学芸大附属

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6地区の都大会出場校決定戦です。総体は都大会一次トーナメント初戦で東海大高輪台に延長で惜敗した日本学園が、都大会出場を賭けて臨みました。学芸大附属は総体では保谷に惜しくも破れ、都大会には出られませんでしたが、ここまで1失点と堅守で勝ち上がってきており、やや失点が多く苦しみながら勝ち上がってきた日本学園にどう挑むかが観戦ポイントでした。

会場に到着したのが前半の25分過ぎでしたがこの時点で日本学園が1点リードしていました。しかし、見る限りでは暑さもあったと思いますが日本学園は少し苦しそうで、押しているのに2点目を取れず、なかなか突き放せない詰まった状況のようでした。前半はこのまま終わります。

乾燥して硬そうなグラウンドからはボールを蹴るたびに土ぼこりが舞い上がり、それが風で拡散するピッチコンディションなのでみんなやりづらかったと思います。それに今日もかなり暑い日でした。

後半も日本学園が押していきますが、14番の選手と10番の選手がサイドを崩そうという意思はあるものの、なかなか決定的場面を演出できません。ここで日本学園ベンチが動き、7番の選手に代えて18番の選手を投入します。この選手交代の意味はすぐにわかりました。彼はドリブラーだったのです。膠着した状況を打破しようと、仕掛ける選手を送り込んだのです。これで明らかにリズムが変わりました。この18番の選手による右サイドからの攻撃が増えた日本学園は14分にコーナーキックからのこぼれ球を14番の選手が蹴りこみ突き放しました。日本学園の攻撃はこの14番の選手と10番の選手がポイントで、そこに小柄ですが負けん気の強そうな9番の選手が絡んでいってチャンスを作ります。この9番の選手は日本学園の攻撃のスパイスになってます。

Nichigaku9kirikomi_2 Nichigaku14 Nichigaku11shoot 

学芸大附属はなかなか中盤をつくることができず、前線に早めに放り込むやや単調な攻撃が多かったような気がしますが、ここまで失点が多く、想像するに今日はその点を徹底的に修正してきたであろう日本学園の早い出足に苦しみました。後半から投入された9番か10番の選手に一度ボールをあてて、そこからサイドへ展開するようなピッチの横幅を活用したダイナミックな攻撃を仕掛けたほうがよかったかもしれません。ただ、追う立場でプレッシャーも受ける中、早く敵陣ゴール前に行きたい気持ちもよくわかります。私のような外野は常に勝手な講釈をたれますが、やってる選手たちにとってはどうしようもない部分もあるはずなんですよね。

学芸大附属守備陣はもっと思い切ってラインを上げた方がいい場面もありましたが、全体を通してはよくがんばったと思います。新チームに何人の2年生がいるのかはわかりませんが、次期もきっといいチームになると思います。ただし、攻撃のバリュエーションはもっと増やしてください。

Gakudaisyubijin

なお、5地区では都立保谷が専大附属に破れ、私立武蔵が中大杉並に3対0と完敗、都立石神井が日大二に3対0で完勝しました。東亜学園も残ってます。7地区では都立調布南、都立松が谷、大成が勝ち抜け、8地区では創価、東海大菅生、都立国分寺、中大附属が都大会出場を決めています。Kumazeminame

2007年8月18日 (土)

地区予選途中経過

28の都大会枠に281校が参加した選手権東京地区予選もすでに193校が姿を消し、いよいよ佳境に入ってきました。

敗れ去った193校の中には東海大高輪台(対東工大附属2対4)、都立福生(対創価1対2)、芝(対都立日比谷2対3)、桐朋(対大成1対2)、都立立川(対都立国立1対1PK4対5)、成城学園(対都立芦花1-1PK6対7)、保善(対東京成徳1対2)などの実績あるチームが含まれています。

特に昨日の保善対東京成徳は実績では保善に分があるもののお互い強豪ひしめく3地区で確固たる地位を築いている学校同士なので激しい戦いになるだろうと思っていましたが、これもまた私の友人から聞いたのですがその通りの展開だったようです。この友人からの情報から少し試合内容に触れてみたいと思います。

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先の総体支部予選ではFK一発で東海大高輪台に都大会出場を阻まれここで負けるわけにはいかない保善に、春から夏にかけて力をつけてきた東京成徳がどう戦うかというゲームでした。開始直後から保善のパワープレーが東京成徳DFを追い詰めますがフィニッシュの精度がいまひとつで得点できない中、暑さからか中盤が間延びしてボールを拾えなくなったところを東京成徳が一瞬のスキを突いて先制し、このまま東京成徳1点リードで前半を折り返します。後半は保善の交代選手が期待にこたえてサイドからの突破で同点に追いつきます。これで保善が目を覚ますかと思いきや、DFからのバックパスをGKが処理を慌ててしまい、そこを東京成徳FWに絡まれて勝ち越し点を献上してしまいます。この後、保善は猛攻を仕掛けますがこれを凌ぎきった東京成徳が2-1で勝利しました。

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ギリギリの中の戦いではちょっとしたミスが命取りになることがあります。完全に崩されて完璧なクロスを上げられそこにエースがボレーで叩き込んだ1点もバックパスをかっさらって押し込んだ1点も同じ1点です。人間のやることにミスはつきものですが、絶対にミスが許されない場面でミスが出てしまった保善はここで敗れてしまいました。個人的にはこの両チームとも都大会でガンガン戦えるチームですから保善の敗退はとても残念です。組合せを恨んでもしょうがないですが、3地区はこれがあるから怖いです。

6、7、8地区は19日に都大会出場校が決まります。6地区では成城学園が都立芦花にPKで破れ、日本学園、武蔵工大付、農大一といった有力校も苦しみながらの勝ち上がりでした。特にPKまでもつれこんだ農大一は冷や汗ものだったのではないでしょうか。激戦区7地区は桐朋を破った大成が注目です。8地区は中大附属が都立東久留米総合を退けました。私的には東海大菅生vs錦城というのも面白そうだなと思っています。

いずれにしましても各地区6~12チームに絞られました。ここからは技術・戦術もさることながら「何が何でも都大会に行くのだ」という強い精神力と心の安定を失わない冷静さが大切です。

持てる力の100%出し切りいつものプレーをしてください。普段やってないことややり慣れてないことは本番ではできません。しかし、選手の中で監督やチームメイトも知らない密かに特訓していたオリジナル秘密兵器を持っている選手はぜひ出してください!

Kumazeminame_2

2007年8月17日 (金)

日体荏原vs立正

Img_1208_2

前頭筆頭の試合を見に駒沢補助球技場まで来ました。まず思ったのは日体荏原のユニフォームがカッコイイのです!最近校名を漢字で記したユニフォームは少なくなってきているなか、真っ赤に黒を配して「日体荏原」 です。

ゲームの方は日体荏原の完勝でした。しかし、前半の20分過ぎくらいまではこんな大差がつくとは思いませんでした。というのもゴール前を死守する立正の守備にてこずり、なかなかいい形のフィニッシュまで持っていけなかったからです。ボールは支配するもののここ一番でパスの精度が今一歩だったりして、リズムとしては決して日体荏原のリズムではなかったのではないでしょうか。

しかし、こんな展開の中、キラリと光る選手がいました。日体荏原の10番の選手です。決して体格的に恵まれた方ではないですが、正確なボールコントロールと少ないタッチの見事なボールさばきでかなりのセンスを持ち合わせていることがうかがえました。そしてこの10番の選手がイヤな雰囲気を断ち切る仕事をします。

前半27分頃だったと思います。それまで配給に徹していた10番の選手が一瞬空いたシュートコースを見逃さず強烈なミドルシュートを突き刺し日体荏原が先制します。

これで波に乗った日体荏原は相手より上回るフィジカル面もあって空中戦も仕掛けるようになり、29分には浮き球の奪い合いからヘッドで押し込み2-0とします。

対する立正は相手の速い寄せと強いフィジカルに思うようなプレーができず、劣勢を強いられます。相手は格上ですから、奪ったボールはあまり手数をかけずに前線にどんどん入れていかないとなかなかシュートまで持っていけません。よって、状況を判断して速攻だと思ったらスピードコントロールされたパスを供給しないと瞬く間にカットされてしまいます。立正はややこういう場面が多かったように思いました。

前半は3-0で折り返し、後半は3分にドリブル突破した9番の選手のシュート、10分には中央やや右から20番の選手が抜け出してシュート、13分には同じような位置から今度は7番の選手が抜け出してシュートを決め、22分には右コーナーキックから9番の選手が強烈なヘディングシュートを決めます。

Img_1220

24分には上述した10番の選手の前線の位置をよく見た見事なロビングを19番の選手がヘッドで決めました。この場面では、ゴール前の前線の選手にDFが張り付いていたので低いボールで点で合わせるのではなく、滞空時間の長い高いボールを供給してに「せーの」で競らせる意図を持ったプレーですばらしい状況判断でした。

ただ、暑さもあったと思いますが日体荏原は細かいプレーでイージーミスも散見され、これはきちんと修正しないとこれからプレッシャーのきつい三役級とやるときに苦しくなります。細かいプレーを堅実に、ここぞという時は大胆に、が大切です。修徳あたりはこういう部分を徹底的に詰めてきていい流れを作らせてくれません。次の試合ではボールを大切に扱うという意識を強く持ってでプレーしてください。であれば視野が広くて状況判断の的確な10番の選手を中心とした日体荏原の攻撃は十分三役級にも通じるものがありますから、目標の位置に到達できると思います。

立正は前半よく守っていたのですが、後半守備が破綻してしまいました。特に中央付近を再三突破され失点してしまったのは今後の課題の一つだと思います。日体荏原守備陣も試合中何度か処理を誤ってヒヤッとする場面がありましたが、こういうところを抜け目なく突くしたたかさも必要です。

これで日体荏原は否が応でも緊張する初戦を突破しました。次が都立小山台、反対側から東京高校が虎視眈々と狙うブロックで気が抜けないですが、目標達成に向けがんばってください。

kumazemi's favorite players 2007:日体荏原の10番

Kumazeminame

2007年8月16日 (木)

東工大附属vs東海大高輪台

Shakehand

地区予選屈指の好カードは、東の張出関脇が地区予選初戦で姿を消すという波乱の結果となりました。

前半開始直後から気合の入った東工大附属が早い出足と中盤でのダイレクトパス多用で主導権を握ります。対する東海大高輪台は空中戦こそ制するものの、なかなか攻撃の糸口をつかめない感じでした。ゲームは10分過ぎあたりから動き始め、最初のビッグチャンスは東工大附属がCKからつくりました。

観た感じでは1対1では東工大附属が勝っていたようにも見え、この選手権に向けて相当鍛えてきたんだなと思いました。また、上述のように中盤でダイレクトパスを多用する東工大附属に対して東海大高輪台は不用意に飛び込まないように対処したのかもしれませんが、ややプレスが甘い感じを受けました。こうなるとゲームは東工大附属ペースが加速する形になります。

そして東工大附属が先制点をもぎとります。前半29分くらいだったと思います。私が一目見てスターになれる!と感じた9番の選手が左コーナーキックに勇気あるヘディングシュートを決めました。

Senseigoal

この後も勢いに乗った東工大附属は小さな三角形を瞬時に作ってダイレクトを多用しながらシンプルな攻撃を仕掛けます。よもやの先制パンチをくらった東海大高輪台は、ダイレクトの出所を読んでボールを奪いにいく姿勢を出し、何とか反撃を試みますが、前線への展開において、FWの足もとなのかスペースなのかが今一歩はっきりしないのでなかなかいい形でフィニッシュまで持って行けません。前半はこのまま1-0で終了しました。

ここからは私の大切な友人のレポートから一部拝借して記述します。

後半は暑さから両チームとも足が止まり始めますが、セットプレーから東海大高輪台が同点に追いつきます。しかし、すぐに東工大附属もFKから得点して突き放します。このような展開からラスト10分間は東海大高輪台もDFの要を前線に上げてパワープレーを試みますが、前掛になったところを逆にカウンターから失点してしまい、終わってみれば4-2で東工大附属に軍配が上がりました。聞いたところによりますとこの日の東工大附属のベンチには藤田監督(帝京→順天堂大)と顧問の先生以外にコーチ3名、GKコーチ2名、トレーナー1名を配するという充実ぶりだったそうです。そしてすばらしい指導者と伺っております進藤先生はスタンドからご覧になっていたそうです。文武両道は口で言うほど簡単なことではなく、さらにこれをきちんと貫くのは並大抵のことではないと思います。今日の勝利はまさにあっぱれとしか言いようがありません。

敗れた東海大高輪台はこの友人もスタートから「らしくないというか大人しかった」と言ってました。この原因が何なのかはわかりません。暑さかもしれませんし緊張かもしれません。どんな強豪校や名門校でも大会初戦というのは戦い方が難しいといいます。相手の情報も当然入っていたでしょうし、負けられないという意識がちょうどいい気合を通り越して過剰になってしまっていたのかもしれません。でも、これで全てが終わるわけではなく、みなさんの人生からみれば一つのポイントに過ぎません。予選開催中は悔しい思いから離れられないと思いますが、東海大高輪台の選手はみんな上手なんですからこれをバネにしてぜひ次のカテゴリにトライしてください。

Sliding Goalmae

なお、今日で都立福生、桐朋、芝といった好チームが姿を消しています。

kumazemi's favorite players 2007:東工大附属の9番

Kumzeminame