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2009年10月24日 (土)

帝京vs私武蔵

駒沢第2球技場のラストゲームは16:45キックオフ。陽が落ちてひんやりとした空気の中で始まりました。

試合は帝京のゴールで幕を開けました。前半4分、7番の選手が目の覚めるようなミドルシュートをネットに突き刺し、早々とリードを奪います。

サッカーほど前評判が当てにならないスポーツもありません。グラウンド上では最後まで何が起こるかわからないものです。それがわかっていても、帝京のいきなりの先制点に「一方的な試合になるのだろうか」との考えが頭をよぎってしまいました。しかし、この考えが間違いだったことを、すぐに武蔵イレブンが教えてくれます。

空中戦でのぶつかり合いや1対1の局面ではフィジカル面で上回る帝京が圧倒しますが、ゲーム全体ではお互いに攻め合う魅力的な展開となりました。武蔵が前半10分に右サイドを起点としてGKと1対1のチャンスを作れば、帝京は17分にオーバーラップしたDFの強烈なシュートで追加点を狙います。熱心な武蔵応援団の歓声も加わり、すっかり暗くなったグラウンドに熱気が満ちてきました。

前半25分を過ぎたころから、帝京が攻める時間が続くようになります。27分には再び7番の選手がミドルシュートを決めてスコアを2-0とします。右サイドでボールをもらってから、中へと持ちこんでの素晴らしいシュートでした。ここから前半終了までは帝京の猛攻となりますが、武蔵はチーム全員での体を張った守備でゴールを割らせません。帝京の2点リードでハーフタイムを迎えます。

後半立ち上がりも帝京ペースで始まりました。6分に帝京7番の選手が右サイドからのクロスボールをヘディングで決め、見事ハットトリックを達成します。ボールを支配しさらなる得点を狙う帝京と、押し込まれながらも懸命な守備からカウンターのチャンスをうかがう武蔵といった構図となっていきました。後半18分には20番の選手のゴールで帝京が4点目を奪います。

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後半20分、30分と帝京主導で時間が経過していきますが、両チームとも全く疲れを感じさせない全力でのプレーを披露し続けます。追いかける武蔵イレブンからは、何とか一矢を報いたいという強い気持ちが伝わってきました。前線でなかなかパスを繋げることができず、主にセットプレーからチャンスを狙いますが、帝京守備陣の堅い牙城を崩すことができません。終始試合をコントロールし続けた帝京が4-0で勝利し、準決勝進出を決めました。

帝京の次戦は、この日攻撃が爆発した東海大菅生との顔合わせとなります。息つく暇もない激しい展開となること必至の、素晴らしい試合となることでしょう。楽しみですね。

最後まで諦めず全力プレーの武蔵イレブンには拍手を贈らせて頂きます。ギリギリの人数でここまで勝ち上がってきたこと誇りに思ってください。また、応援団の皆様の暖かさも印象的でした。来年も是非注目させて頂きたいと思います。

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取材:コータロー(速報隊1号)&kumazemi(速報隊4号)&補助ゲリラ(運転手)

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