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2010年8月22日 (日)

都狛江vs成城学園

続々都大会出場校が決まっていく中、少々遅くなってしまいましたが、8月18日の駒沢第2球技場17時キックオフの都狛江と成城学園の一戦をリポートします。遠くの空で雷が光り、音が轟く中で試合開始のホイッスルが吹かれました。

序盤は探り合いの時間になるかと思われた出だしでしたが、あっという間に試合が動きます。前半7分、左コーナーキックから狛江3番の選手がドンピシャのヘディングで先制。11分には今度は成城学園6番の選手が粘ってボールをサイドへ出すと、そこからのクロスに10番の選手が合わせてすぐさま同点に追いつきました

ここから両者とも次の1点を取りに行く姿勢が鮮明に表れます。やや押し気味に試合を進めたのは成城学園。14分に左コーナーキックから11番の選手がヘディング、また前半ロスタイムにも同じく11番の選手が右サイドに流れながらのシュートを見せました。前半は1対1のままハーフタイムに入ります。

薄暗くなり照明が点いた後半立ち上がり、狛江が再びリードを奪います。後半4分、9番の選手のシュートが弾かれたところを7番の選手が押しこみました。対する成城学園は8分に9番の選手がシュートしますが、これはGK正面へ飛びます。この時間帯から、両チームとも中盤で手数をかけずシンプルにゴール前へボールを運ぶようになり、攻守が次々と入れ替わる素早い展開となりました。また、どちらも積極的な交代でフレッシュな選手をピッチに送り込みます。

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終盤に入り、1点ビハインドの成城学園の猛攻が始まります。まずは32分、ロングボールがゴール右上ポストに当たり、こぼれ球を詰めますがこれは惜しくも枠の外へ。35分には9番の選手がクロスボールに倒れ込みながら合わせますが、これも左ポストに嫌われました。そしてロスタイム、10番の選手がボールを持つと、ペナルティエリア右に流れてシュート。これがゴールに吸い込まれ、成城学園が土壇場で同点に追いつきました。奇しくも直後にタイムアップとなり、決着は延長戦へと持ち越されます。

延長前半は狛江が押し気味に進めました。2分、5分とシュートを撃つと、8分、ペナルティエリアに送ったロングボールがそのままゴールに入り三度リードを奪います。そして延長後半、成城学園は1分、4分とゴール前で見せ場を作りますが、狛江ディフェンスがよく防ぎました。ロスタイムにもドリブル突破からシュートを試みますが、体を張った守備をかいくぐることはできません。ここで試合は終了、狛江の都大会出場が決まりました。

サッカーは最後の最後までどうなるかわからないとはよく言われることですが、まさにそれを実感した試合でした。2度追いついた成城学園と3度突き放した狛江、どちらも力を出しきりました。両チームに心から拍手を贈らせていただきます。

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2010年8月19日 (木)

都野津田vs都立大付属桜修館

駒沢第2球技場から15時キックオフの都野津田VS都立大付属桜修館の6地区予選決勝戦のリポートをお届けします。直前に降った雨は止みましたが、荒天を予感させる強い風が時折吹く中のキックオフとなりました。

立ち上がりはお互いに持ち味を出してゴールへ向かう展開となりました。野津田は中盤10番、14番の選手を中心に、都立大付はスピードのある9番の選手、キープ力のある10番の選手へボールを集め、しっかりとパスを繋いで攻撃を組み立てていきます。そんな中先手を取ったのは野津田でした。前半9分、良いディフェンスを見せていた3番の選手が持ち上がり縦に浮いたボールを出すと、11番の選手がペナルティエリア中央で頭に合わせて先制点を決めました。

ここからリードした野津田ペースの時間が続きます。両サイドを広く使ったパス回しでボールをキープし、また守備面でも素早い寄せで相手チャンスの芽を摘み取るなど、文字通り試合を支配しました。受身にならざるを得ない都立大付は、前線の選手がディフェンスライン裏を狙いますがシュートまで持ち込むことができません。

前半21分、野津田に追加点が生まれます。9番の選手が右サイドを迫力あるドリブルで突破、そのままペナルティエリアに切れこんで逆サイドへパスを出します。そこからのシュートは一度はクリアされますが、14番の選手だったでしょうか、ゴールへ押し込みました。さらに25分、またも右サイド9番の選手のクロスを、今度は10番の選手が流しこんで3点目。勢いに乗る野津田が一気にリードを広げ、そのまま前半は終了します。

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後半に入ると、都立大付がより前のエリアでプレーできるようになります。後半5分には10番の選手が左サイドから、続けて8番の選手が右からクロスを上げるなど、ゴール前での惜しい場面が見られるようになりました。しかしここで再び野津田9番の選手が登場します。右サイドからクロスをあげると、10番の選手がこの日2点目となるゴールを決めてスコアを4−0としました。

これで勝負あった、と思ったのですが、都立大付はここから地力を見せ始めます。後半14分、ロングパスに抜けだした9番の選手の鮮やかなループシュートで1点を返すと、17分には左からのクロスに18番の選手が見事なボレーシュート。これは野津田GKが抑えますが、ハーフライン付近でボールを奪えるようになった都立大付に勢いが出てきました。

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ただ、この日の野津田は一枚上手でした。攻守両面で大活躍の10番、14番の選手を中心に、時間が経過しても寄せの早さは衰えません。都立大付10番の選手がドリブル突破を試みる場面が多くありましたが、すぐに3人、4人と寄せてきて自由にプレーさせませんでした。それでも都立大付は32分、8番の選手から9番の選手へパスが通りシュート。続く34分には、またもライン裏に抜けた9番の選手が、ディフェンスに囲まれながらもゴールを決めて差を2点に縮めました。しかしこのままタイムアップ。野津田が都大会出場権を勝ち取りました。

実は野津田と都立大付の地区決勝での顔合わせは3年連続、いずれも野津田の勝利に終わっています。観客席に都立大付の昨年の選手と思われる方々がいらっしゃっていましたが、とても悔しい思いだったろうと忖度します。これから主役になる選手の皆様には、この悔しさをバネにして都大会出場へ向けて切磋琢磨して欲しいと思います。

2010年8月18日 (水)

都石神井vs都武蔵丘

猛暑の盛り、例年通り選手権地区予選がスタートしています。都立石神井高校グラウンドで行われた都石神井と都武蔵丘の試合のリポートです。

試合開始直後、あっという間に武蔵丘が先制点を決めました。あまりの早さに不意をつかれて確認できなかったのですが、おそらくゴールを決めたのは18番の選手だったと思います。いきなりのビハインドに落ち着きを取り戻すのに時間がかかったのでしょうか、石神井はパスがなかなか繋がらない時間が続きました。しかし左サイドで9番、10番の選手の存在感が出始めると、ボールが回るようになります。

武蔵丘は10番の選手が中盤で攻守両面に活躍します。ボールを持つと相手選手に囲まれるのですが、そこをかいくぐる場面も何度かありました。19分に武蔵丘は右サイド7番の選手のセンタリングからゴールに肉薄すると、22分に今度は左サイドを20番の選手が突破し、そのクロスを11番の選手が冷静にゴールへ流し込みます。

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ここから両チームともコンタクトプレーが目立ち始めました。中盤での激しいボールの奪い合いからゴールを狙いますが、どちらもシュートまで持ち込めません。しかし前半ロスタイムに石神井が1点を返します。右コーナーキックからのシュートがポストに跳ね返ったのを、3番の選手が押し込みました。このゴール直後にハーフタイムとなりましたが、この時間帯での得点は大きな意味があったのではないでしょうか。

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後半もいきなり試合が動きました。後半5分、石神井のシュートの場面でハンドがありPKが与えられると、これを8番の選手だったでしょうか、ゴール右に決めて試合を振り出しに戻します。さらに21分、石神井がこの試合初めてのリードを奪います。7番の選手だったと思いますが、約30mのロングシュートを見事にゴール右隅に突き刺しました。しかし武蔵丘も29分、縦に入った浮き球を6番の選手が絶妙なシュートでゴールへ送ります。これでスコアは3−3。ここから一進一退のめまぐるしい攻防が始まります。

後半32分、石神井20番の選手が狙うループシュートはGKがキャッチ。ロスタイムに入った39分には、武蔵丘20番が左サイドを長い距離ドリブルしてクロス、11番の選手が飛び込むもわずかに届かず。終了間際には石神井10番のクロスバー直撃のミドルシュート。さらに20番の選手がGKと1対1の局面を迎えますが、武蔵丘GKがナイスセーブ。次々と生まれるチャンスに観客もヒートアップ、試合を決めるゴールへの期待は高まりました。しかしここでホイッスル。勝負はPK戦へと持ち越され、足一本でシュートを止めたGKの活躍で石神井が勝利し、次戦へ駒を進めることになりました。

他に感想が思い浮かばないくらい、素晴らしいという表現がぴったりな試合でした。日陰の全く無いグラウンドでプレーした選手、両チーム関係者の皆様には頭の下がる思いでいっぱいです。