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2010年9月26日 (日)

もうちょいお待ちください

都大会2回戦が終わり、1週間経過したにもかかわらず、更新が遅れてしまい申し訳ありません。

私は9月末までに人生を左右するような(少し大げさ・・・)大仕事を控えているため、今はこちらに集中しております(どうかお許しを)。

私以外の写真を撮影でき、かつ記事がかけるくまデリラ(くまデスクと言います)たちも、GGは出張があったり、コータローは夜勤があったりで、みんな生活の礎となる本業に勤しんでおります。

また、落ちかけて復活したぬまちちぶも、あー見えて会社では数人の部下をまとめる管理職らしく(本当かよ?)、上期から下期への移行期でちょっと忙しいようです。

いずれにしましても、ひと段落しましたら更新しますので、それまで少しお待ちいただき、よかったら過去の取材記事なども見てみてください。

Kumzeminame

2010年9月22日 (水)

実践学園vs明治学院

実践学園高尾グラウンド第一試合です。運営サイドにアクシデントがあって試合開始が40分遅れ、何とも言えない雰囲気の中ゲームが始まります。

試合開始31秒でした。左サイドに攻め入った実践学園ですが、ここで浮き球を角度のないところから蹴り込んで先制します。速報打ち込みスタンバイの確認をしている最中の出来事でした。

ここから実践学園の怒涛の攻撃が始まり、これ以上序盤で失点したくない明治学院はまずは防戦に腐心でざるを得なくなります。しかし、実践学園の分厚い攻撃は明治学院中盤を守備に追わせ、しだいに明治学院エース10番の選手と中盤の間に距離ができ始めます。これで、実践学園CB陣は余裕を持ってこの10番の監視することができ、長めのボールが彼に供給されても、1対2で封じ込みます。

明治学院は相手が実践学園とあって、ディフェンシヴに戦いながらも、チャンスには逆襲を怖がらずに攻め上がり、何とか10番の選手にフィニッシュをと目論んでいたと思います。

しかし、実践学園は引き気味になった明治学院に容赦なく攻め込み、前半7分に右からのロビングにヘッド合わせ2点目、16分にこぼれ球をボレーと20分経たぬうちに3対0とします。

Img_0894

何が何だかわからないうちに3点差つけられた明治学院ですが、前半25分にはエース10番の選手の粘りから11番の選手がタテに抜け出しシュート!惜しくも右サイドネットを直撃するというシーンもありました。やはり、明治学院攻撃のカギはこの10番の選手が握っています。

しかし、後半28分、実践学園は中央タテパスの落としから11番の選手が抜け出して4点目を決めます。実践学園は左サイドのキャプテン10番の選手が巧みな仕掛けと正確なクロスで攻撃を組み立て、守っては高さとうまさを兼ね備えた守備陣が安定さを発揮します。

ただ、大きくリードして気抜けしたわけではないと思いますが、前半34分に守備のミスから明治学院に1点を献上、前半は4対1と実践学園リードで終わります。

後半何とか立て直して1点返したい明治学院でしたが、開始5分、右サイドスローインから頭で繋がれ11番の選手にヘッドで押し込まれ、実践学園に5点目を決められてしまいます。

しかし、ここから一気に崩れるのではなく持ちこたえ、10分過ぎから大きなサイドチェンジを織り交ぜるなどしていい展開が見られるようになります。

そして後半18分の明治学院のベンチワークで中盤の間延びが解消され、10番の選手の孤立度合いなくなってきていいリズムになってきます。

後半29分には、逆に実践学園が11番の選手に代えて13番の選手を投入、35分には8番の選手に代えて大柄な15番の選手を投入、リズムを掴みかけた明治学院にこれでもかと圧力をかけます。このシーンを見て、実践学園の選手層の厚さを感じました。さすがです。

この後も明治学院は何とかもう1点返そうと必死に攻撃を仕掛けますが、このままタイムアップ、実践学園が5対1で勝ちました。

明治学院は前半やや気負いと硬さが感じられ、百戦錬磨で試合巧者の実践学園にそこを突かれて早い時間に3点失点しまいましたが、10番の選手や、この日攻守に献身的な動きを見せた8番の選手、時おり見せたドリブル突破が切れ味抜群だった11番の選手など、地区予選3試合で27得点無失点のチーム力は見ることができました。

パンフレットを見る限りでは1、2年生も多いようですし、来期も楽しみですね。Catch The Dream!

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kumazemi's favorite players 2010:明治学院の8番

2010年9月21日 (火)

日大三vs暁星

日大三高vs暁星高、は白の暁星のキックオフで始まりました。

前半4分日大三11番の選手がペナルティーエリア外左からこぼれ球をダイレクトでミドルシュートを打ちますがこれはゴール右上へ外します。

前半5分暁星右サイド10番の選手からのセンタリングをゴール前へ走り込んだ14番の選手がダイレクトのハーフボレーでゴールを狙いますが、これは左に外れます。惜しいシュートでした。この後、前半は一進一退の攻防が展開されますが、どちらかと言えば日大三がゴール前まで攻め込むシーンが多かったように思いました。

暁星は6番の選手を右サイドに配置し、日大三DFの裏の大きなスペースに縦にパスを入れ、これを6番の選手がダッシュして追いつき、クロスを入れてシュートに繋げるパターンを繰り返しますが、なかなか得点にはつながりません。暁星の6番の選手は最後まで良く走り、良くボールに絡んでいました。

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そして前半終了間際の36分、日大三が攻め上がり、左サイドから中央へ送ったパスに中央に居た3番の選手が右足のアウトサイドでシュート。これがDFに当たり、コースが変わってゴール左側へ吸い込まれます。

前半終了間際のこの日大三の先制点で、前半は1対0で終了しました。このゴールを決めた日大三の3番の選手は、体は大きくありませんが俊敏な動きで暁星守備陣をかく乱しているシーンがありましたので、何かやってくれそうな感触が立ち上がりからありました。

後半はピンクの日大三のキックオフで始まりました。開始早々、暁星が右サイドからセンタリングし、中央の選手がヘディングでシュートしますが、これはオフサイドの判定。続く後半4分には、再び暁星が縦一本のパスで攻め上がります。その後、スローインからチャンスを作り7番の選手がシュートしますが枠を外します。

さらに後半9分、暁星が速攻で右サイドを上がり、アーリークロスで中央の13番の選手に合わせますが、これはオフサイド。このように後半立ち上がりは追いかける暁星が攻勢に出ます。

後半12分、暁星ベンチは先に動き、13番の選手に代わり12番の選手えお投入、さらに後半16分には11番の選手に代わって20番の選手、14番の選手に代わって2番の選手を同時に交代、運動量を上げて得点を奪いに行きます。

この交代後の数分の間は暁星が豊富な運動量と早い展開でゲームを支配しているように感じました。

そんな中の後半14分、日大三はゴール前で細かいパスを4~5本つないだ後、右のファーサイドでフリーになっていた10番の選手に左からクロスを入れて、10番の選手がヘディングで押し込みますが、これはオフサイド。

後半20分には日大三ベンチも19番の選手に代えて7番の選手を入れ、体制を整えようとします。しかし、後半22分、日大三のゴール方向へグラウンダーで放り込まれたボールを暁星の選手が猛チャージで追いかけてきます。

これに日大三GKはペナルティーエリアの外でクリアーするかエリアの中まで待って捕球するか少し躊躇してしまったか、ペナルティーエリアの外ではクリアーせずにエリア内まで下がりながら捕球しようとしたところ、暁星の選手の猛ラッシュもあってか捕球ミス、これをトップスピードでボールを追いかけてきた暁星の選手は見逃さず、GKを置き去りにしてボールをゴールへ流し込みました。これはGKにとってはとても辛い瞬間だったはずですが、見ている私もミスによる失点の辛さを知っているだけに胸が痛み、気を取り直して頑張ってほしいと思いました。これで試合は1対1の振り出しに戻ります。

後半24分、追いついた暁星が勢いを増してゴール前へなだれ込み、双方の選手が入り乱れる中、何回かシュートしますがDFとGKの捨て身の守備に阻まれ得点はできません。

しかし、後半25分、押され気味だった日大三は、9番の選手が右サイドからゴール左側へシュートを叩き込み、2対1と勝ち越します。

追いついて押せ押せになりながらよもやの勝ち越しをくらった暁星は、後半28分、6番が中央突破でディフェンスを一人かわしてシュートまで行こうとしますが、これは日大三DFの懸命のスライディングではじかれます。

ラスト10分のなった後半30分、日大三は6番の選手に代わって12番の選手を入れます。

後半32分、縦パスに反応した暁星左サイド8番の選手が走り込んでシュートしますが、ゴール右へ外します。さらに暁星は後半33分には右サイドからのセンタリングを中央の8番の選手に合わせようとしますが、これはわずかにパスコースがずれてしまいました。この時間帯、暁星は右サイドから何度も攻め上がりますが、焦りからかラストパスの精度が僅かにブレるシーンが見られました。

後半36分、暁星はトップの10番の選手にロングパスを入れ、日大三DF4番の選手とのマッチプレイをしかけますが、これは日大三4番の選手が勝ちます。暁星FWの選手と日大三DF4番の選手の攻防は随所に見られましたが、このDFの4番の選手は強く、かなり効いていました。この戦いは迫力があって見ごたえがありました。

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後半39分には暁星がCKを得て、ほとんど全員が上がっていきましたが、得点には至りません。徐々に時間が無くなってくる中、暁星は必死の攻めを展開しますがゴールを割る事は出来ず、このまま試合は終了、日大三が暁星を破る大金星をあげました。

1点を争う攻防で、気合の入った迫力がある試合でした。また、選手交代のベンチワークも色々想像させてもらいました。

取材:GG

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日大三はこつこつと強化してきたのでしょうね。名門相手に名前負けせず、ミスで追いつかれながらも突き放しての勝利は本当に見事でした。

2010年9月20日 (月)

都東久留米総合vs足立学園

朝から快晴に恵まれた都東久留米総合グラウンドでは、この日3試合が開催されました。第1試合は都東久留米総合と足立学園の顔合わせ。いつ見ても惚れ惚れする綺麗なピッチでキックオフです。

試合は比較的落ち着いた、ゆっくりとしたペースで始まります。しっかりと攻撃を組み立てる意図が両チームにあったのだと推測しますが、それに加えてお互いに中盤でのチェックが速く、どちらも自由にボールを回せないいという側面もあったように見えました。こうした中でも足立学園は前半8分に、東久留米は9分と11分にゴールに迫ります。

中盤での濃密な攻防がしばらく続き、両チームとも単発的なシュートを撃つにとどまる時間帯が続きます。この流れを変えたのは26分の東久留米でした。中盤やや左でボールを持った5番の選手が、逆サイドへとパスを出すと、これを受けたフリーの7番の選手が狙いすましたシュートを決めます。東久留米が1回戦と同じく7番の選手の得点で先制します。

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足立学園は直後の29分、右からのコーナーキックのボールがこぼれたところを、9番の選手だったと思いますが、右サイド角度の無い位置からシュート。これがゴールネットに突き刺さり、あっという間に同点に追いつきました。

ここからハーフタイムまでは東久留米が押す時間となりました。32分には右からのクロスに15番の選手が飛び込みますが惜しくもボールに触れず。34分にはゴール正面でパスをつないでから10番の選手がシュート、これは枠の上に外れました。前半は1-1で終わります。

後半立ち上がりも、やはり中盤での激しいボールの奪い合いとなりました。セットプレーやドリブル突破で打開を図りますが、両チームともしっかりとしたディフェンスで付け入る隙を与えません。

後半14分、東久留米の選手がドリブルでペナルティエリアに入り込んだところでファールを受け、PKを獲得します。キッカーは10番の選手、ゴール左へと放ったシュートは足立学園GKが見事弾きました。このファインセーブに沸き上がる応援団に呼応するかのように、足立学園は2つのチャンスを作り東久留米ゴールへと迫ります。試合の流れが一気に加速しました。

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東久留米は21分、左サイドを突破して強烈なシュート。23分には足立学園9番の選手が背後からのボールに走りこみますがトラップが合わず。27分に今度は東久留米9番の選手がミドルシュートを放つと、GKが触りクロスバーに弾かれます。さらに34分、足立学園のシュートをGKが弾いてコーナーキックになると、そのクリアボールから東久留米がカウンター、11番の選手のシュートはGKのナイスセーブに阻まれました。

そして37分、ついに均衡が破られます。東久留米11番の選手だったでしょうか、右サイドを突破してからのシュートを見事に決めてリードを奪いました。足立学園は残り少ない時間で猛攻を仕掛けますが、東久留米はこれを耐え抜きこのままタイムアップ。非常に見応えのあった一戦は東久留米が制しました。

敗れてしまいましたが、足立学園は守備の意識の高さが非常に際立った素晴らしいチームでした。勝ち上がった東久留米は、次戦かえつ有明との対戦。こちらも壮絶な試合になりそうです。

取材:コータロー

2010年9月19日 (日)

お疲れ様でした。

9月も3分の2過ぎようかというのにこの暑さ。選手、関係者、保護者そして現場に足を運ばれた高校サッカーファンの皆様、本当にお疲れ様でした。

そして、AブロックBブロック共に8強が出揃いました。

今日のくまゲリラは、私のほかに、コータロー、ぬまちちぶ、ポチ、じいじ、のっぽろ(研修中)、コリンズ調布(本日初ゲリラ)の7名でした。

新宿で慰労会やろうかと思いましたが、みなそれぞれ家族がいたり、所用があったりして流れてしまいました。

ぬまちちぶが、会場で「どうせこの会場はkumazemiじゃなくて、ぬまちちぶだろうな・・・」と近くにいた方々が話していたのを、不幸にも目の前にいて小耳にはさんでしまい、かなり落ち込んでいましたので、心やさしいどなたか、励ましてやってください。

ぬまちちぶの速報投稿の腕前は一級品で、私は足もとにも及びません。

ただし、文章は下手です。長文より短文に長けているのですね。

記事は明日以降順次アップします。準々決勝まで少し時間がありますので、緩やかにやらせていただきますこと、ご容赦ください。

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ぬまちちぶのモザイク写真です。

彼も高校サッカーが大好きで、一生懸命やっております。

2010年9月18日 (土)

東京成徳vs東海大高輪台

駒沢補助球技場第3試合は、東京成徳と東海大高輪台という実力校同士の顔合わせとなり、試合開始から激しい立ち上がりとなりました。

前半3分、東京成徳は中盤でボールを奪うと、やや前めにポジショニングを取っていた東海大高輪台GKの位置を確認すると、ループシュートを狙います。これは枠の外へ外れてしまいますが、創意的な攻撃に観衆が湧き上がります。

一方、東海大高輪台は、前半6分に9番の選手が、左サイドから相手DFを引き連れたままシュートに持ち込みますがこれは枠の外でした。続く前半10分にも東海大高輪台は10番の選手がゴール前で相手DFのマークを外してパスを受け、そのままフィニッシュにつなげ、徐々にエンジンがかかってきます。乗ってきた東海大高輪台は、前半20分、9番の選手がスルーパスに反応して上手くDFの裏に飛び出してシュートを放ちますが、これはオフサイドの判定でした。

前半の東海大高輪台のプレッシャーはかなり効き、この素早い寄せに東京成徳はなかなか流れを自分に引き寄せられません。すると前半27分、東海大高輪台は、ショートコーナーからファーサイドにクロスを上げ、落としたボールをもう一度ヘッドで押し込みますが、東京成徳DFも堅い守備でゴールを割らせません。豊富な運動量で中盤を制しつつあった東海大高輪台ですが、東京成徳も最終ラインでは落ち着いて対処、両チームとも前半は無得点に終わり、勝負は後半に持ち越されます。

前半をはやや東海大高輪台のペースでしたが、これだけの猛暑の中であの運動量でしたので、後半はどう出てくるか、このあたりをフォーカスポイントに後半を見てみました。

後半5分、東京成徳11番が相手ペナルティエリア内へドリブルで持ち込んでシュートを放ちますが、東海大高輪台GKはこれをパンチング、東京成徳が少しずついいリズムになってきます。

続く後半8分には、右CKからのチャンスに、ファーサイドへ詰めていた東京成徳14番の選手(混戦で少し自信がありませんが・・・)が、東海大高輪台ゴールネットを揺らし、東京成徳が先制します。

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徐々に疲労が見え始め、前半に比べてやや運動量が落ちてきた東海大高輪台に対し、流れをたぐり寄せつつあった東京成徳は、後半14分に左サイドから7番の選手がシュート。そしてこの3分後の後半17分東海大高輪台のかけたオフサイドトラップを東京成徳14番の選手が絶妙のタイミングで飛び出してGKの位置をよく見てループ、ボールは緩やかな弧を描いて東海大高輪台ゴールに吸い込まれ、2点目をゲットします。

前半苦しみながらも後半2点先行した東京成徳は、ここからさらに加速するように畳みかけていきます。後半27分には2点目を決めた東京成徳14番の選手が左サイドから短い小刻みなタッチのドリブルで相手DFを4人交かわした場面では、観衆からどよめきが起こっていました。

追いかける立場の東海大高輪台も、このままでは終わるわけにはいかず、後半28分、相手ボールを奪うとシンプルにつないで左サイドから展開、ここからのクロスを11番の選手がヘッドを決めて1点返します。ここから東海高輪台はどんどんクロスを放り込む迫力ある攻撃で同点を狙いますが、無情にもここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、2対1で東京成徳が勝利しました。

両校バランスのとれた良いチームでしたが、個々の選手のカラーがよく出ていた東京成徳に勝利の女神は微笑ました。次戦の日大一高戦も楽しみにしています。

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取材:ぬまちちぶ

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東京成徳は前半辛抱して後半に勝負に出たみたいですね。「成徳」の古代文字的漢字表記ナイスです。

多摩大目黒vs都野津田

駒沢第2球技場の第1試合は、このところメキメキと力をつけてきた多摩大目黒と、選手権都大会常連となった都野津田が登場です。同じ6地区同士でお互いをよく知るであろう両校の対戦には、壮絶な結末が待っていました。

立ち上がりまず仕掛けたのは多摩大目黒でした。1分にコーナーキックから20番の選手がファーストシュートを撃てば、5分には8番の選手のセンタリングに長身センターバック3番の選手が飛び込みます。多摩大目黒はこの3番の選手が攻守においてキーマンとなります。また右サイド4番の選手が鋭い動きでペナルティエリアへ切れこむシーンも目立ちました。11分にはスルーパスからゴールを決めますが、オフサイドの判定で得点とはなりません。

受身で試合に入った都野津田でしたが、14分、ワンチャンスを逃さず先制点を奪います。右サイドで10番の選手が粘ってクロスボールを入れると、1人の選手がうまくDFを引きつけて作ったスペースに14番の選手が走りこみ、ゴール左上へとシュートを決めました。さらに18分、再び14番の選手が今度はペナルティエリア内で相手をかわしてのシュートで追加点をあげます。キャプテンの2ゴールで都野津田が先手を取りました。

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しかし多摩大目黒も早い時間に1点を返します。25分、右サイドへ出た1本のロングパスに11番の選手が走りこむと、飛び出してきたGKの頭上を浮き球でかわし落ち着いてシュートを決めました。都野津田もすかさず反撃。28分に14番の選手がロングボールに合わせて走りこんだところを、素早く反応したGKと交錯してファールを獲得します。GKにはイエローカード、ゴール正面絶好の位置からのFKは3番の選手が蹴りますが、クロスバー上に外れました。

前半30分以降は多摩大目黒が持ち前の精度の高いパス回しで同点ゴールを模索します。次々と前線へボールを入れることで相手を押しこめ、中盤に生まれたスペースを上手に使って攻めていました。都野津田には苦しい時間帯となりましたが、最終ラインでボールを跳ね返し、1点リードのままハーフタイムを迎えます。

後半も前半終盤の勢いそのままに多摩大目黒が押します。前半と同様に右サイド4番の選手の効果的な仕掛けが見られました。ただ都野津田も懸命なディフェンスを見せ、簡単にはシュートを打たせません。

試合の転換点となったのは後半10分でした。コーナーキックからの競り合いの中で、多摩大目黒の選手がレッドカードにより退場となります。16分には都野津田が、右の8番の選手からのパスを14番の選手がふわりと浮かせたシュートで決め、スコアを3-1としました。攻守に渡って抜群の存在感を示していた14番の選手のハットトリックで、都野津田がゲームをグッと引き寄せます。

1人少なく2点を追う多摩大目黒は、ここでゲームプランをガラッと変えてきました。空中戦で圧倒的な強さを誇る3番の選手を前線に固定しパワープレーに徹します。都野津田は同じくセンターバック3番の選手が対応しますが、次々と放り込まれるロングボールへの対処に精一杯の時間帯が続きます。28分には多摩大目黒8番の選手のゴール正面でのFKが、ゴールポスト左上を直撃するシーンもありました。

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後半32分、ロングボールに走りこんだ多摩大目黒3番の選手が都野津田DFと競り合う中で笛が吹かれます。会場がしばし静まり返る中、主審はペナルティスポットを指差しました。このPKを多摩大目黒7番の選手が決めてスコアは3-2に。これで勢いに乗った多摩大目黒はいよいよ熾烈に攻め立てます。

押す多摩大目黒に押し返す都野津田。時計は既にロスタイムに突入していましたが、試合はここでは終わりませんでした。多摩大目黒の選手がゴールへ向けて蹴った浮き球が、GKの手をすり抜けてゴールへと吸い込まれます。直後にタイムアップの笛が吹かれ、劇的な同点ゴールにより決着は延長戦に委ねられることとなりました。

延長前半2分、多摩大目黒15番の選手のクロスから5番の選手のシュートは枠の右へ。4分、都野津田9番の選手の距離のあるループシュートはクロスバー上へ。中盤を省略したゴール前での戦いが繰り広げられますが、やはり追いついた勢いなのでしょうか、多摩大目黒は1人少ないことを感じさせません。そして9分、右サイドからのクロスに多摩大目黒の選手がシュート、GKかDFの選手が一度はクリアしましたが、そのボールが都野津田の選手に当たりオウンゴールとなりました。多摩大目黒がこの試合初めての、そして決定的なリードを奪います。

延長後半、両チームとも残る力を振り絞ってプレーしました。追う都野津田は、ここまでも効果的だった3番の選手のロングスローでゴール前にボールを放り込み、なんとか同点に持ち込もうとします。しかしここは多摩大目黒ディフェンスが踏ん張りました。都野津田は8分にイエローカード2枚での退場者を出して万事休す。100分間に及んだ激闘は多摩大目黒に軍配が上がりました。

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試合終了後、グラウンドで握手を交わし、肩を抱き合う両チームの選手の姿がとても印象的でした。このシーンが、どちらも全力を尽くした試合を物語っていたように感じています。

取材:コータロー

修徳vs日大二

駒沢第2球技場に最後に登場したのは修徳と日大二のイレブン。徐々に色濃くなる空の下で、1回戦最後の試合のキックオフを迎えました。

立ち上がり、修徳がいきなり押し込みます。2分にパスを繋いでから11番の選手が、4分にはセットプレーから9番の選手がシュートします。9番の選手はまさに”修徳のセンターフォワード”といった空中戦に強いストライカーで、立て続けに得たコーナーキックでは脅威となっていました。セットプレーもさることながら、サイドに預けてクロスボールという形で攻め立てる修徳に、日大二はほぼ全員が引いてのディフェンスを見せます。

しばらくは修徳の時間帯が続くかと思われましたが、前半13分、会場をどよめかせるゴールが日大二に生まれます。左サイドでボールを持った18番の選手が、中へドリブルで切れ込みながら1人、また1人とかわしていきます。そして4、5人は抜き去ったところでシュート一閃、ゴールネットを揺らしました。あまりに素晴らしいゴールに日大二応援団は歓喜に包まれます。私も思わず見惚れてしまい写真を撮ることができませんでした(すみません…)。

このゴールで試合の流れが変わりました。主導権を握っていた修徳はペナルティエリア付近まではボールを運べるものの、シュートへ持ち込めなくなります。それに呼応するように日大二がリードを広げようと攻めて行きます。

お互いに次の得点を奪いに行くアグレッシブな展開が続きました。その中でゴールへ肉薄したのが38分の修徳。右コーナーキックをファーサイドで折り返してのシュート後、ゴール前は大混戦となりますが、ここは日大二DFがナイスクリアで難を逃れました。日大二の1点リードで試合を折り返します。

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ハーフタイムを終えて、修徳が再び主導権を取り返します。後半8分、左サイドでのパス回しを起点として、ペナルティスポット付近でボールを受けた選手が後ろへ戻すと、待ち受けていた6番の選手がシュートを決めて同点に追いつきました。直後の9分、今度は日大二3番の選手がフリーキックのこぼれ球をミドルシュート。これは修徳GKがファインセーブで防ぎました。

ここで修徳ベンチが動きました。15分に14番の選手を、22分には19番の選手を投入してきます。特に15分の交代は、ターゲット9番の選手に代えて素早く相手陣内をかき回すタイプの14番の選手が入ったことで、攻撃のタイプに変化が生まれたように感じました。

ここから修徳の迫力ある猛攻が始まりました。押し込まれながらも最終ラインで懸命な守備を見せる日大二ですが、後半33分、ついに修徳が逆転に成功します。ペナルティエリア内からのシュートが弾かれたところを、11番の選手が再度のシュートでゴールへ突き刺しました。

日大二は残りわずかな時間、同点を目指して前に出ます。37分にはFKからのこぼれ球をスルーパスでつなげますが、これはオフサイドの判定。それでも最後まで諦めずにゴールへと向かいますが、後半ロスタイム、逆に修徳がゴール前での混戦から決めてリードを広げました。そしてここでタイムアップ。底力を見せた修徳が2回戦進出を決めました。

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修徳の激しい攻撃を凌ぎつつ、そのゴールを脅かし続けた日大二、敗れはしましたが見事な試合でした。すっかり暗くなったグラウンドで戦い続けた選手の皆様、応援されていた保護者、関係者の皆様に拍手を贈らせて頂きたいと思います。

取材:コータロー

2010年9月17日 (金)

都東久留米総合vs安田学園

駒沢第2球技場の第3試合は、昨年の覇者、都東久留米総合に安田学園が挑む形となりました。暑さはピーク、黙って座っているだけでも厳しい中でのキックオフです。

試合始まってすぐの前半3分、東久留米が先手を取ります。ペナルティエリア左でパスを受けた7番の選手が、柔らかく放物線を描くシュートを放つと、GKが触りますがゴール右へと吸い込まれていきました。この7番の選手、リーチが非常に長くて足元の技術も高い攻撃のキーマンで、試合を通して存在感を示していました。

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安田学園は中盤でキャプテン8番の選手を中心に、10番、18番の選手などがボールをもらい前線へとつなげていきます。しかし東久留米のディフェンスを前に、なかなかシュートの形まで持ち込めません。9分にはミドルシュートもありましたが、枠を捉えることはできませんでした。

東久留米は中盤でボールを回しつつ、ここぞという場面で鋭いボールを入れて相手を崩します。19分、見事なワンツーからのシュートが弾かれたところを、20番の選手が詰めてリードを広げると、33分には低い弾道のクロスにを9番の選手が合わせて3点目。さらに37分に11番の選手がライン裏へ抜けだしてから、39分には18番の選手がGKをかわしてそれぞれゴールを決め、前半終わって5-0というスコアになりました。ラスト10分での3得点、安田学園には重くのしかかるものとなってしまいました。

後半に入っても東久留米ペースは続きます。3分、自陣深い位置でボールを奪うと、シンプルなパス5本でシュートまで持ち込むカウンターを見せます。あっという間に攻守が入れ替わる、スピード感溢れる印象的なプレーでした。安田学園は4分のコーナーキックの場面で良いボールが入ります。ニアサイドで競り合ったボールはそのままGKの目前を通過しますが、惜しくも誰も触れずに流れてしまいます。

ここからは東久留米がディフェンディングチャンピオンの試合運びを見せました。スタンドから大勢の応援団が声をかける安田学園もボールを奪おうと必死にプレスをかけますが、東久留米は磐石のボールキープで寄せ付けません。逆に隙を見つけては追加点を狙っていきました。

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安田学園に大きなチャンスが訪れたのは後半21分、右サイドから18番の選手だったでしょうか、クロスを入れてなんとかシュートで終わろうとします。が、これも東久留米DFに阻まれました。試合は最後まで主導権を握り続けた東久留米が勝利、王者の貫禄を見せつけました。連覇に向けてまずは好発進、ですね。

安田学園にとっては、なかなか持ち味を出させてもらえない苦しい試合でした。しかしその中でも、自分たちの積み重ねてきたサッカーをしようという姿勢は感じられました。聞くところによると都大会出場は7年ぶりだったとのことです。次は2年連続での出場を目指して練習を積み重ねて欲しいと思います。

取材:コータロー

実践学園vs東海大菅生

午前10時、高尾の実践学園グランドで、実践学園のキックオフで 試合開始。

開始10秒で実践学園がいきなりファウルし東海大菅生の選手がうずくまり、この試合はちょっと荒れるのかな?と心配に なりました。

前半9分には早くも東海大菅生の2番に代わって12番が入ります。 実践学園は11分に右サイド6番(間違っていたらごめんなさい) からゴール前に走り込んだ9番へドンピシャのセンタリング、これを9番が見事に決めて先制します。まったく見事なセンタリングと ヘディングシュートでした。

若干実践学園に追い風が吹いた後に両チームとも一進一退で迎えた34分、東海大菅生が右サイドへ配球し、実践学園ディフェンスが ペナルティーエリアの外でキープしたところへ東海大菅生の選手が ラッシュしてボールを奪うとそのままペナルティーエリアの右外を縦へ駆け上がり、ゴールライン間際でゴール前にいる7番へグラウンダーのセンタリング。この時実践学園キーパーと東海大菅生FWが交錯しますが、体ごと滑り込んだ11番が見事にゴールへ流し込みました。

試合は1対1となりますが、体を張ってゴールを守ろうとした実践学園ゴールキーパーが頭部を負傷し約10分試合中断。その後、キーパーは頭にテープをぐるぐるに巻き復帰しました。このナイスファイトを観衆は大きな拍手で迎えました。

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ロスタイムとなった46分には、東海大菅生がFKからきれいに9番→5番→7番とワンタッチでつなぎ、7番が右足のアウトサイドでゴールを狙うものの左へ外してしまいます。 前半50分、東海大菅生のペナルティーエリア右外で得たFKを実践学園2番が強烈なシュートで狙いますが、これはわずかにゴールの左上へ外れます。 前半はこのまま1対1で折り返します。

後半1分には東海大菅生のコーナーキックで実践学園の選手が負傷し10名での対応がしばらく続きました。

後半6分、実践学園が左サイドで得たFKをファーサイドのペナルティーエリア手前の2番の選手の頭に合わせ、これをきれいにヘッドで中央の11番へ折り返し、11番が胸トラップして反転して落ち着いてゴールへ流し込み、実践学園が2対1とリードします。

後半16分、東海大菅生のDFがペナルティーエリア内で奪ったボールを実践学園の選手が奪い返したところへ、奪われた東海大菅生の選手が後ろからチャージしてしまい、実践学園がPKを得て、これを10番キャプテンが落ち着いて決めて3対1。

両チーム共に少しDFラインとFWの距離ができ始め、少し長めの縦パスに続き、DF裏をえぐる様な縦パスが多くなり始めた25分、実践学園11番が左サイドをゴールライン際までえぐり、ゴールに迫ってシュートしますが、珍しい事にほとんど角度の無いキーパーとゴールの間を逆サイドに抜けていきます。

既にロスタイムとなった43分、東海大菅生20番が左からのスルーパスに反応し正面でシュートを打ちますが、これは惜しくもゴール右へ外れます。これで万事休すかと思った45分、東海大菅生7番がペナルティーエリア外の左からミドルをゴール右に突き刺し、3対2とします。 しかし、ここでタイムアップ。

両チームとも、猛暑の中、良く走り、何度もゴール前へ迫り、闘志あふれるプレーを続けましたが、結果は実践学園が3対2で東海大菅生を退けました。

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結果論ですが、両チームとも決定的なチャンスがとても多かっただけに、もっと点の取り合いになっていてもおかしくない試合だったなと思いました。

取材:じいじ

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じいじさん、1回戦屈指の好カードの取材、ありがとうございました。

駿台学園vs都葛飾野

駒沢第2球技場の第2試合は駿台学園と都葛飾野の対戦です。観客席は風があり多少暑さを和らげてくれますが、ピッチ上の気温は相当高くなっていると思われました。

試合は序盤から動きのある激しい展開となりました。どちらもサイドを起点にしてチャンスを作ろうという意図を持ち、ピッチを幅広く使った攻撃を見せます。試合が動いたのは13分、都葛飾野11番の選手が中盤でボールを受けると、ドリブルで持ち上がりペナルティエリアへ進入。ゴールライン際角度の無い位置から巧みなシュートでゴールを決めます。駿台学園もすかさず反撃。スルーパスに反応して見事にDFライン裏へと抜けた2番の選手が同点ゴールを決めました。

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両チームとも攻撃の手を緩めること無く試合は進みます。都葛飾野は7番、9番、10番、11番の各選手を中心にボールを回しながら得点の機会を伺います。小柄な彼らが体格の良い駿台学園DFの間をかいくぐってゴールへ向かうシーンは非常に迫力あるものでした。駿台学園ではゴールを決めた2番の選手に加え、強靭なフィジカルを存分に活かしたダイナミックなプレーをする9番の選手が攻撃陣を引っ張ります。スタイルの違う両校の攻め合いにあっという間に時間が経過していきました。

前半34分、都葛飾野が再びリードを奪います。ペナルティエリア内左で7番の選手がボールをキープ。DFにカットされますが、このボールを10番の選手が奪いクロスを入れると、中央9番の選手がゴールへと流し込みます。しかし駿台学園はまたも直後の36分に試合を振り出しに戻しました。左コーナーキックをファーサイドで折り返すと、5番の選手がまず飛び込みます。ボールがこぼれたところを9番の選手がしっかりと詰めて同点としました。息をもつかせぬ展開の前半は2-2で終わります。

後半も目まぐるしい展開で幕を開けます。8分、駿台学園のクロスボールが都葛飾野DFに当たりオウンゴールに。直後の9分には都葛飾野9番の選手が、右からのクロスボールをきれいなボレーシュートでゴールネットに突き刺してスコアは3-3となりました。

駿台学園の攻撃力が大爆発するのはここからでした。12分に10番の選手のゴールでリードすると、19分、23分、24分と立て続けに決めて気づけば4点のリードを奪います。出すパスがことごとく繋がりフィニッシュまで持ち込んだこの時間帯、都葛飾野にとっては悔やんでも悔やみきれない十数分間となってしまいました。

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大きく差をつけられた都葛飾野ですが、まずは1点返そうと得意のパス回しでゴールを狙います。しかし余裕を持った守備を見せる駿台学園をなかなか崩すことはできません。ならばとミドルシュートで局面打開を図りますが、こちらも奏功しませんでした。逆に駿台学園は35分にパス1本から9番の選手が8点目を決めて試合をクローズ。このままタイムアップとなりました。

試合の流れを上手く掴んで大量得点で勝利の駿台学園、各選手の身体能力の高さもさることながら、攻撃のバリエーションの多さも目を引きました。次の対戦相手は国士舘、激しい一戦となりそうです。

都葛飾野は速いパス回しで崩していく攻撃のスタイルがとても印象的でした。この試合で引退の3年生もいると思いますが、このスタイルは来年も引き継いで、同じ舞台で披露して欲しいと思います。

取材:コータロー

保善vs都片倉

駒沢補助球技場第2試合は、強豪保善高校と都大会初出場の都片倉の対戦です。初めての都大会出場ということもあり、少し控えめながら保護者の皆様の期待感あふれる応援もあって、私もフレッシュな感覚で観戦しました。

序盤は保善がボールを保持する時間が多かった感じですが、都片倉も右サイドからのクロスにヘディングでシュートシーンをつくります。保善は10番、6番の選手が左サイドからチャンスを作ろうとする場面が多かったように思えました。

前半15分、保善は左CKからヘッドでゴールネットを揺らしますが、このプレーはファウルとなり先制には至りません。続く20分にも、保善は右サイドから素早く展開、前で待ち構える長身9番の選手にクロスを合わせますが、都片倉はDF陣が必死に耐えます。

給水タイムの後、25分にも右CKからのボールに、高さで勝る保善9番の選手が頭ひとつ抜け出ててヘッドを試みますが、これは惜しくも枠の外でした。この時間帯、保善はひたすら長身の9番の選手にクロスを合わせる攻撃で攻め立てますが、都片倉の必死の守備になかなかゴールを割れません。

しかし、前半35分でした。保善は右サイドからのCKを、マークが手薄になっていたファーサイド3番の選手がドンピシャのヘディングシュートを叩き込み、先制点を奪取します。さらに続く39分、右CKを保善9番の選手がヘッドで競り、このこぼれ球を再び9番の選手が右足で蹴り込み、保善が2点目を奪います。

前半終了間際にもCKからのヘディングに飛び出したGKを越えてゴールに吸い込まれていくところを、もうこれ以上の失点を許さんとばかりに都片倉DFが必死にクリア、前半はこのまま2対0で折り返します。

前半の保善は、高さのある9番の選手を活かし、セットプレーから2発決めましたが、後半に入ってもその勢いは衰えず、ゲームをリードしていきます。

しかし、都片倉も吹っ切れたか、後半10分、右サイドからのクロスに3番の選手がヘディングシュート、これは惜しくも決まりませんでしたが、アグレッシヴな展開を見せ始めます。ここから徐々に都片倉に流れが傾き、パスが繋がるようになります。

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後半18分には、保善のDFラインがやや引いているのをみた都片倉11番の選手が、綺麗なミドルシュートを放つなど、いい流れがフィニッシュに繋がるようになってきます。前半に比べてやや動きが落ち、中盤にスペースが出来始めた保善は、すかさずベンチが動き、7番の選手に代えて14番の選手を送り込みました。

後半23分、やや受けに回っていた保善は左サイドでボールを奪うとシンプルに6番→11番と繋いでシュートに持ち込みますが、ゴールには至りません。後半は一進一退の攻防を繰り広げますが、どちらかというと都片倉の方が観衆を沸かせるプレーがありました。

しかし、都片倉の反撃もゴールには至らず、ゲームはこのまま2対0のまま終了、保善が2回戦へ進出しました。強豪が強豪たる所以は単に成績だけでなく、ここまで積み重ねてきた一つひとつの「経験」を本番で生かすからですね。あらためて感じました。猛暑でしたが、都片倉の粘りもあり、素晴らしいゲームでした。

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取材:ぬまちちぶ

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都片倉のユニフォーム、かっこいいです。

2010年9月16日 (木)

都三鷹vs早大高等学院

猛暑の中、駒沢補助球技場で行われた第一試合の都三鷹高校と早大学院の対決をリポートします。

ゆっくりとした立ち上がりかと思いきや、初めにに仕掛けたのは早大学院でした。中央でパスをつないでいる間に出来た左サイドのスペースへ展開すると、そのままシンプルに三鷹ゴール前にクロスを入れてきます。静かな立ち上がりとなった都三鷹でしたが、徐々にエンジンが掛かってきたのはこの10分過ぎからでした。

前半13分、早大学院の最終ラインからゴールキーパーへややルーズなバックパスを都三鷹は見逃さず、ここに詰めてシュートを打ち込みますが、これは早大学院GKが落ち着いて対処します。このあたりから三鷹のパスが繋がり始め、中盤を支配する時間が増えてきました。三鷹は中盤で14番の選手がタメをつくってから左右のスペースへ展開し、早大学院を揺さぶります。

前半18分、都三鷹の敵陣右サイドへ展開されたパスを体を張って止めにいったプレーで早大学院にイエローカード、猛暑の中、押され気味の早大高等学院が必死にプレーした結果でした。

給水タイムを経てからの前半26分、都三鷹の右コーナーキックに、ファーサイドでドンピシャのヘディングシュート、決まったか!と思いましたが、ここは早大学院GKが防ぎます。

前半30分を経過したあたりから早大学院の中盤にややスペースができ始め、都三鷹優勢の時間が続きます。

前半31分、右サイド三鷹7番の選手から14番の選手にパスが通ると、そのままペナルティアーク付近からシュートを放ちますが、早大学院GK正面でした。前半39分には、早大学院が右サイドからロングパスを入れ、都三鷹ゴールに迫る場面もありました。

このまま前半が終了と思った前半40分、都三鷹17番の選手のミドルシュートが決まり、都三鷹が先制します。これは一瞬の出来事でした。都三鷹17番に対して早大学院DFはきっちりと寄せることが出来ず、フリーで打たせてしまいました。

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後半も開始早々の右コーナーキックからのヘディングシュートなど、立ち上がりから都三鷹のは撃は手を緩めません。しかし、都三鷹は早大陣内で長くプレーするものの得点には至らず、落ちそうになる仲間を「ここで運動量を落としちゃダメだ」というゲキの声も上がっていました。

徐々に疲労の色が濃くなる後半の後半に差し掛かると、今まで防戦に徹せざるを得なかった早大学院がボールを保持する時間が増えてきます。

後半35分には両チームが選手交代を行い、都三鷹、早大学院ともに19番の選手がピッチに入ります。後半37分、ペナルティエリア内で三鷹14番の選手のシュートがGKに弾かれ、こぼれ球を8番の選手がシュートを撃ちましたが、これは惜しくもクロスバーに阻まれます。

続く39分には、途中交代で入った三鷹19番の選手が長い距離をドリブルし、一人でゴール前に持ち込みそのままシュートしますが、これも僅かにゴール右へ外れてしまい、追加点を上げることができません。

早大学院も最後まで諦めずにカウンターを狙いながら都三鷹を攻め立てますが、試合は無情にもここで終了のホイッスル、1対0で三鷹の勝利となりました。

攻撃する時間は都三鷹の方が多かったですが、やはり選手権都大会の初戦という舞台では、全国ベスト8の実績を持つ都三鷹とて、なかなか思い通りにはいかないものですね。

暑の中で走り続けた両チーム、本当に素晴らしい試合をありがとうございました。

取材:ぬまちちぶ

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都三鷹辛勝スタート、早大学院はさすが5地区代表です。

2010年9月15日 (水)

都東大和vs都江北

私立武蔵高校会場第2試合です。こちらも都立対決となりました。もはや都大会常連となっている都江北と激戦8地区で強豪揃いのブロックをオール完封で突破した都東大和の対戦です。

とにかく暑く、第1試合の選手たちを見ていてこの試合もきついだろうなと想像していましたが、案の定、前半途中でみんな汗びっしょりになっていて、後半は足をつる選手が続出するゲームとなりました。

比較的大柄な選手が多く、高さを活かしながらシンプルに攻める都江北に対し、都東大和は左右の選手が張り出し、外から中、外から中と攻撃します。特に都東大和左サイド7番の選手のこれでもかと繰り出すシザースフェイントは、録画してうちの小5の息子に見せたくなりました。

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ゲームは一進一退で進みますが、都江北は上述の都東大和7番の選手の中央への切り込みを多少人数をかけてでも阻止、奪ったボールは手数をかけずに前線へ預ける展開ですが、前半14分これが見事にはまり、都江北が先制します。中央ポスト役の選手がバックヘッドで流したボールを14番の選手が拾って右に持ち出し、一振りで強烈に突き刺しました。

先制された都東大和ですが、特に慌てることもなく、ていねいにパスをつないで外に出し、そこからサイド攻撃をしかけます。都江北はこの攻撃に時に複数で対応、前半はこのまま都江北1点リードで折り返します。

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リードする都江北の後半への入り方は悪くなかったと思うのですが、後半開始直後の2分に都東大和に同点ゴールを奪われてしまいます。これでゲームは振り出しに戻ったのですが、追いついた都東大和の動きがよくなり、パスワークも冴え、執拗にサイドから仕掛けます。

このあたりから少し都江北DFの顔つきが険しくなり、都東大和もアウトオブプレー時にふくらはぎを伸ばしたりする選手がちらほら出てきて、両軍我慢比べの様相を呈してきます。

そして後半16分、パスの精度の高い東大和がドリブルからエース10番の選手が決め、ついに勝ち越します。都東大和はこのゴールの直前に左サイドを連続ワンツーで突破し、低い弾道のクロスをニアに合わせるシーンがありましたが、サイドを切り崩す練習は相当していると見ました。

暑さと1点を争う緊張感は否が応でもミスが許されない展開を生み、選手の体力を奪っていきます。後半24分には都江北が都東大和最終ラインでのパス回しをカット、9番の選手が強烈なミドルを見舞うシーン(惜しくも外れますが)がありました。

足にきている選手が多かった都東大和はベンチが動いて27分と30分に選手交代、追いかける都江北も13番の選手を投入、ラスト10分の攻防に試合の行方が預けられます。しかし、この後も足をつる選手が続出、猛暑の中のゲームは選手本来のパフォーマンスを発揮させません。でも、都東大和は疲れきった感じを醸し出しながらも1点差を守りきり、二回戦に駒を進めました。

勝った都東大和は個性的なチームですね。しかもパスワークが上手いです。都江北はサイド攻撃への対応、特に左7番の選手が巧みなフェイントと、スピードでタテへ行くとみせかけて中へ切り込んでくるプレーに前半からけっこう手を焼いている感じでしたので、これが疲労となって後半に影響したかもしれません。

しかし、実力的には互角で、それぞれが異なる攻撃スタイルを持つ両校の戦いは観る人の目を引きました。

都東大和は、足をよくマッサージして80分足つらないでプレーし続けられれば、今大会旋風を巻き起こす予感大です。

kumazemi's favorite players 2010:都東大和の7番

2010年9月14日 (火)

本郷vs堀越

東京の名門校同士が早くも1回戦で激突しました。堀越は総体で修徳をPKで破りベスト11、本郷は都大会一次トーナメント決勝に進出しました(都駒場に延長で敗退)。

キックオフ前の練習で、本郷は中央でダイレクトのパス交換から左右のサイドに大きく展開、そこからのクロスに飛び込んで合わせる戦術の確認をだいぶしていました。そして、これがゲームに大きく影響します。

堀越はスピードのある6番の選手の突破など織り交ぜますが、序盤はやや本郷優勢でゲームが進みます。両校ともロングスローを多用するのも目を引きました。

そんな中前半9分、左サイドコーナー寄り深い位置からの折り返し(遠くてよく見えなかったのですが、右サイドに位置する11番の選手のように映りました)に、ヘッドで合わせ、その撥ね返りを押し込んで本郷が先制します。あっという間でした。

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しかし、堀越もその3分後の前半12分、右コーナーキックのこぼれ球に9番の選手が反応、見事ミドルシュートを決め、これまたあっという間に同点に追いつきます。

ここからは本郷はゲーム前練習のとおりに中央パス交換からサイド、そこからのクロスにだーっとなだれ込む戦法、堀越は上述6番の選手のスピードと9番の選手の高い技術を軸に攻撃を仕掛けます。そして、本郷はこの戦法を終始仕掛け続けることになります。

ちなみに本郷右サイド11番の選手の身体能力はすごいものがありました。次戦も要チェックです。

このまま前半終わるかと思っていた40分、本郷は右タッチライン際で得たFKのチャンスにまたもやゴール前にだーっとなだれ込んでヘッドで押し込み、勝ち越します。堀越にはこの魔の時間帯の失点は痛かったと思います。

後半に入っても本郷の空中戦殺法は冴え、空中戦対応と暑さと本郷11番の選手への対応もあってか堀越DF陣が徐々に不安定になっていきます。

そして後半11分でした。奪ったボールをただ蹴るのではなく、効果的に繋げようと必死に模索していた堀越DFに、本郷9番の選手が執拗に絡んでボールを奪取、これを逆に本郷は慌てずに繋いでGKと1対1の局面を作り出してループ気味に決め、3対1とします。

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その3分後の後半14分には、再び本郷前線の選手がこれまた執拗に堀越DFに絡んでボールを奪取、今度はボールを受けた9番の選手が見事にコントロールされた浮き球でネットを揺らし4点目、試合前には予想だにしなかった展開になっていきます。

ここから両軍ベンチが動き出して矢継ぎ早に選手交代、これがひと段落した後半25分に堀越が1点返して2点差、残り15分ありましたし堀越の底力を考えると、にわかゲームはわからなくなります。

しかし、本郷は7番の選手に代えて3番の選手を投入するなどして簡単に流れを渡さず、最後は激しくなりましたが、このまま本郷が堀越の追撃を振り切り、2回戦にコマを進めました。

それにしてもこの本郷のスタイルは、見ていてよほど徹底的に練習してきたんだろうな思いました。でなければこれだけ高い再現性は維持されないでしょう。

対する堀越ですが、前半終了間際の失点が痛かったです。これで後半のゲームプランを変更せざるを得なくなったのかもしれません。

今年の本郷はひと味違いますね。

2010年9月13日 (月)

昨日

昨日の都大会1回戦、激しい点の取り合いやロスタイムに追いついて延長戦などすさまじい試合が何試合があったようですね。

ゲリラは6人が出動しましたが、試合も熱かったですが気候も暑く、みな熱中症寸前でヘトヘトになりました・・・

ちなみに私が東伏見と武蔵、コータローが駒沢第2、ポチが清瀬内山、最高齢のじいじ(GG)が高尾、ぬまちちぶと研修中の新人ゲリラ「のっぽろ」が駒沢補助を担当しました。

なお、自称「高尾の鬼」ピアノマンは本業のピアノリサイタルで地方営業に行ってて不在、カトリーヌは音信不通でした。

この8名の中で高校時代にサッカー部でそれなりにプレイしたのは私だけ、あとは遊びでプレイしてたり、してなかったけどサッカーをこよなく愛するのが5名、ど素人2名です。

このプレイ経験がない、あるいは乏しい人たちのすばらしいところは、その純粋無垢な意見と感想です。ストレートに「なぜ、なぜ」とくるところは小学生と一緒で、唯一の部活動経験者である私はそれにきちんと答えられたためしがありません。メンバーと話してると、過去の体験は邪魔どころか、下手すると意味さえない気がするときがあります。

したがいまして、上は50代から下は20代前半までのTEAM kumazemiは究極の異年齢素人集団と言えます。

ただ、素人は既存概念の枠にとどまらないところがありますので、行き過ぎた場合はどうかやさしく叱っていただくと同時に、温かい目でみてください。

でも素人であればあるほど、ある特定の分野において今まで聞いたこともないようなクリエイティビティを発揮するとも言われてますので、サッカーの世界で何かおもしろいことを起こしてみたいですね。

「トーナメントかリーグ戦か」、「クラブユースか高校サッカーか」、「南米かヨーロッパか」、「3バックか4バックか」・・・このあたりは素人の私たちにはわかりませんので、日本サッカー協会職員の皆さんなど詳しい方々にお任せします。

が、私たちにとって最高のエンタテインメントであるサッカーをつまらなくするような愚策だけは勘弁してください。

まずは現行の「指導者養成事業」と並行しつつ「異能者養成事業」やってみたらどうでしょうか。「相撲部屋」もいいですが「おりがみ教室」とかもいいですよ。

「今当たり前にやっていることの全てが未来永劫通用するわけではない」

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※中性子について研究されたい方はコータローまでお願いします。

2010年9月12日 (日)

都大泉vs都狛江

いよいよ都大会が始まりました。9月も10日過ぎたというのにうだるような暑さの中、13試合行われました。まずは東伏見で行われた大泉対狛江の都立対決です。

立ち上がりは一進一退でしたが、都大泉は14番の選手を中心に都狛江のディフェンスの裏を狙い、都狛江はFW7番の選手にボールを入れてそこに周囲の選手が絡んでいく攻撃です。この都狛江7番の選手を都大泉DFはかなり意識していました。

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しかし、流れ的には都大泉がやや優勢に展開、都狛江は辛抱してカウンターを仕掛けます。都狛江はこの暑さの中でも守備の集中は切れず、前半19分の都大泉19番の選手からの裏を突く見事な右サイド縦パスにも必死に反応して守ります。

押し込まれる都狛江も、前半21分には6番の選手がバーをかすめるすごいミドルを放ち、引きっぱなしにならず抗戦します。

前半30分には、都狛江が右サイドから5番の選手が見事なクロス、これに10番の選手がフリー気味でヘディングシュートを撃ちますが、惜しくもGK正面でした。

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それにしても、都大泉18番の選手の都狛江7番の選手に対するマークは執拗で、相当警戒しているように見えました。

前半はこのまま終了、勝負は後半に持ち越されます。

後半に入り、序盤の主導権は都狛江が握ります。後半4分には40mはあるFKを意表を突いて右サイドに出し、そこからの折り返しのクロスにヘッドで飛び込むシーンもありました。

ここで後半上がり目のポジションに位置していた18番の選手が12分に負傷退場、代わりに12番の選手が入ります。すると、その5分後には都狛江が9番の選手に代えて15番の選手を投入、暑さに体力を奪われていく中、両軍ベンチも動き出します。

この20分過ぎまでは都狛江がペースを握り、心なしか都大泉の運動量が落ちたように見えました。そんな中、後半26分、都大泉は中央ポストプレーから右に展開、チャンスを作ります。

疲労の色が濃くなる中、両軍必死に足を動かしていましたが、ラスト10分を切った後半31分、都狛江が中盤で左から右にサイドを変えようとした横パスを都大泉14番の選手がカット、そのまま中央やや左をドリブルで駆け上がり、都狛江DFが慌てて戻って寄せる前に左足を振り抜いてゴール右に突き刺し、都大泉がついに均衡を破ります。

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主導権を握っていただけに、このビルドアップしようとしていたところの逆襲は痛かったですが、虎視眈々と相手のパスの強弱を予測、しかもきっちり決めてくる都大泉14番の選手を褒めるべきでしょう。

都狛江はこれでも下を向くことはなく、どんどん攻撃を仕掛け、都大泉は逃げ切りを図るのに精一杯なるまで押し込んでいきましたが、無情にもゲームはこのままタイムアップ、粘る都狛江をミスを逃さず突いて先制した都大泉が1点を守りきり、勝利しました。

両校とも総体で部活に区切りをつけた3年生がいたのではと想像しますが、ゲームは激しくもファウルの少ないクリーンな試合展開で、見てて気持ちよかったです。

勝った都大泉の次の相手は駒大高ですが、どんな強豪でも初戦は硬くなるものです。すばらしいゲームを期待します。

kumazemi's favorite players 2010:都大泉の14番